PurusaSlicerは無料で使用できるオープンソースのスライスソフトウェアです。
しかし、その機能は有料ソフトにも劣らない優れた機能が搭載されています。
その中でもサポートの設定についてご紹介します。
環境 : PrusaSlicer Ver.2.8.0
Let’s start!
Prusaにはいくつかの種類のサポートがあります。
主に自動と手動の2種類の設定が用意されています。
今回は自動の機能について詳しくご紹介します。
自動サポート
自動サポートはサポート設定に基づいて自動サポート適用されます
まず最初に説明しなければならない設定があります。
それがサポート材の生成ボタンと自動生成サポートボタンです。
それぞれのボタンのON,OFFの違いでできることに違いがあります。
4つのバリエーションがあります
①
結果は:サポートなし
②
結果は:手動サポートのみ
③
結果は:手動と自動サポート
④
結果は:サポートなし
2つのチェックマークは組み合わせによってできることが変化します。
「サポート材の生成」ボタンはサポートを使用するかどうかの選択です。
これがOFFの時は自動サポートボタンが押されていてもサポートは生成されません。
2番目のボタンは自動サポートを起動します。自動サポートの設定が優先されるため、
手動で入力したサポートが自動サポートに自動で置き換えられることに注意してください。
自動サポートがない場所には手動で追加可能です。
サポートの設定(エキスパートモード : 赤色)
サポートの周りに覆いを付ける
サポートを強化するために、1つの周囲を追加して使用します。
強度が弱い水溶性サポート材を活用するときに有効な設定です。
大径のノズルと硬い材料を使うときはこの機能の使用は推奨されません。
サポートの除去が難しくなります。(硬くなります)
設定が有効になっていません
設定が有効になっています
パターン角
サポート充填角度を回転します
0度はX軸に並行です、したがって90度はY軸に平行です
赤い色矢印はX軸です
45度
0度
インタフェースのループ
有効にすると、サポートの最上層がループ(連続ポリライン)で覆われます
設定が有効になっていません
設定が有効になっています
オブジェクトレイヤーと同期する
設定を有効するためにはトップコンタクトZ距離0に変更する必要があります。
実際、スライサーではサポートとモデルのプリント高さが異なる場合があります。サポートとモデルの両方を同じ高さで印刷するには、この設定を使用する必要があります。
設定が有効になっていません
設定が有効になっています
次の投稿では、手動サポートの設定についてご紹介します。
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