前回のブログでは、3Dプリンタを使用してコップを作成し、
実際にちゃんと使えるのか検証してみました。

前回のブログでは、スパイラル花瓶モードを使用してコップを作成しました。

今回のブログでは、通常通りの設定でコップを作成し、
水をいれるとどうなるのか検証したいと思います。

コップを作成する

造形するコップは前回と全く同じものを使用します。

スパイラル花瓶モードを使用しない場合、
上図のようにしっかりと厚みがあることがわかります。

造形条件
ノズル径 : 0.5mm
積層ピッチ : 0.25mm
材質: PLA
ノズル温度 : 210℃
速度 : 50mm/s
インフィル : 20%

で行います。

完成したモデル

造形時間は約1時間10分でした。
スパイラル花瓶モードと比べると約2倍ほどの造形時間がかかりました。
完成したモデルを確認してみると、しっかりと造形できており、
強度もあるため、水が漏れるようには見えません。

並べてみると、まったく同じ材料を使用しましたが、
色が違って見えるくらい厚みに違いがあることがわかります。

早速水をいれて、コップとして機能するのか確かめてみます。

その結果、水を入れた直後だと問題なく使用できるようです。

そこで、前回と同様に、ティッシュをひいて、1時間程度放置してみました。

こちらも結果は変わらず水は漏れませんでした。

まとめ

今回のブログでは、2つの方法で3Dプリンタ製のコップを作成し、
水を入れるとどうなるのか確かめてみました。

その結果、どちらの方法でも水が漏れることなくしっかりと
コップとして機能するということがわかりました。

私の予想とは異なる結果になったため非常に驚きました。


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