前回のブログでは、Creality K2 Plus Comboを使用して、
カラー造形に挑戦してみました!
K2 Plus Comboは、カラー造形ができることも特徴の一つですが、
実はその他にも様々な優れた機能を搭載しています。
今回はそんな充実した装備の一つ、チャンバヒーターを活用したプリントに挑戦したいと思います。
チャンバヒータとは
チャンバヒーターは、造形エリア内の温度を上げるために搭載されています。
庫内の温度を上げることでモデルが急速に冷却されることを防ぎ、
反りなどを防いで造形することができます。

K2 Plusでは最大60℃まで庫内の温度をあげることができます。
そこで、実際にチャンバヒータはどれくらい効果があるのか、
反りやすいことで知られるABS材料を使用して検証してみたいと思います。
ABSを使って造形!
Creality PrintにはABSを使用する場合のプロファイルがあらかじめ用意されています。
そのため、自分で設定する必要はなく、使用したい材料を選ぶだけで設定が完了します。

造形条件は下記の通りです
○材料 : ABS
○ノズル径 : 0.4mm
○積層ピッチ : 0.2mm
○造形スピード : 1層目60mm/s それ以外 200~300mm/s
○ノズル温度 : 260℃
○テーブル温度 : 100℃
○チャンバ温度 : 50℃
○インフィル : 15%
○冷却ファン : なし
○外周 : 2層
○ソリッドレイヤー : 底面3層 上面:5層
また、テーブルにはのりを塗らずに造形してみました。
設定が完了したらプリンタへ転送します。

完成したモデル

造形は無事完了しました。一見反りがないように見えます。
早速テーブルから取り外してモデルを評価してみます。


反りがあるかどうかを確かめるために0.1mmのすきまゲージを角に当ててみましたが、
差し込むことはできませんでした。

しかし、モデルの中央部分に当ててみると入りました。
そのため、今回のモデルはアーチ状に若干の反りが発生しているようです。
まとめ
今回は、チャンバヒータ機能を最大限活用してABSを使ったプリントに挑戦してみました。
まったく反りがでないとまではいきませんでしたが、
目視でわかるレベルではないため、充分な結果と言えると思います。
このモデルの大きさはX125mm:Y:79mmというサイズでしたが、
より大きいモデルを造形したとき、反りはどうなるかも今後のブログで検証したいと思います。
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