前回のブログでは、Creality K2 Plusに搭載されている補助冷却ファンの効果について調べてみるべく、
まずは、補助冷却ファンをOFFにした状態で造形をしてみました。
前回のブログをご覧になっていない方はぜひこちらからご確認ください。
では早速、補助冷却ファンをONにして造形することで
モデルの出来栄えや品質にどんな影響がでるのか調べていきます!
早速ファンをONにして造形していく!
造形に使用するモデルは、前回と全く同じ円錐のモデルです。

造形条件について
補助冷却ファンをONにして設定した以外は前回と全く同じ設定です。
条件: )
〇ノズル径 : 0.4mm
〇積層ピッチ : 0.2mm
〇造形速度 : 一層目60mm/s | 外壁200mm/s |内壁300mm/s | インフィル250mm/s
〇材料 : Hyper PLA
〇ノズル温度 : 210℃
〇モデルファン : ON(100%)
〇補助冷却ファン : ON(100%)
〇インフィル : 15%
モデルサイズ : 175×175×90mm
造形時間 : 約1時間30分
造形の様子
完成したモデルを評価


無事に完成しました。
早速細かく確認していきます。
ファンありの先端部

拡大カメラで見た先端

やはり多少荒れている部分はあるものの、なしに比べて若干ではありますが、円錐の先端部分がとがっているように見えます。
ファンなしの先端部

拡大カメラ

まとめ
今回の検証では補助冷却ファンの交換について調べるために
ON/OFFで二つのモデル作って造形してみました。
私が想像していたよりも差がでなかったです。
今回の形状ではわかりにくかったかもしれませんので、
引き続き様々な検証を行い、またご紹介したいと思います。
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