私はこれまで、3Dプリンタを使って様々なモデルをプリントしてきましたが、
その多くはフリー素材を活用させていただいたり、
自分でCADソフトを使用してデータを作成していました。
今回は、イラストからAIを使って3Dデータを作成し、
そのデータを使って3Dプリントしてみたいと思います。
AIを使って3Dデータを作成する
今回は、AIで作成した下記のようなオリジナルキャラクターのイラストを用意しました。

今回はMicorosoftが提供するAIツールCopilotの機能として追加されている
3Dモデル変換ツールCopilot3Dを使って3Dデータ化し、
そちらのデータを3Dプリントしてみたいと思います。
こちらはMictosoftアカウントがあれば無料で使用することができます。


早速画像を先ほどの画像をアップロードして作成したのがこちらです。

このように多少おかしな点はあるものの頭のお花やキャラクターの形状が
うまくモデリングされています。
こちらのデータをダウンロードします。

今回はSTLデータでダウンロードしました。

早速、作成したデータを見てみてみると、


キャラクターとは関係のない不要なパーツがあったり、

ゴミが浮いていたり、

なぜか、足?しっぽ?ができてしまっていたりと、
単純にそのまま使用するというわけにはいかないようです。
そこで、3Dスキャンデータ編集ソフトを使ってこれらのデータを処理していきます。
消したいパーツを選択して削除し、それによって開いてしまった穴を埋めるという作業を繰り返しました。

いらない部分を選択して、


削除し、相手しまった穴をうめます。

この作業を繰り返して不要な部分を削除し、
最後にポリゴンの形が大きく出てしまっていたが気になったので、スムーズ化を行い、表面を滑らかにする編集を行いました。

今回は、AIを使って作った画像をそのまま入れて作成しましたが、

作成画面の注意書きにもあったように、
イラストを作成する段階で背景などをなくしてキャラクターだけにしたり、
作成で使用する画像の角度を変えるなど、AIに与える情報量を増やすことで
今回の修正をへらすことができそうですね。
これで早速造形していきます。
造形条件は下記のように設定しました。
造形条件)
材料 : PLA
速度 : 200mm/s
ノズル温度 : 220℃
サポート : あり(ツリーサポート)

作成されたデータは内部が空洞になっていため、
造形の際もこのように輪郭線だけになっています。
造形した結果がこちらです。

頭のお花の茎の部分がかなり細いため、造形できないかもしれないと心配していましたが、
なんとか造形することができましたね。
サポートを外してみると、、、

やはり、お花の茎の部分はデータが細すぎたため、
サポート材を取り外す際の力に耐えられずおれてしまいました。
それでも、キャラクターの形はきれいなため、私的には十分といえる結果となりました。
まとめ
今回はAIを使ってイラストから3Dデータを作成して造形してみました。
データの修正は多少行ったものの、画像1枚から手軽に3Dモデルを作成できました。
近年では様々な用途にAIが使われています。
これらのツールを有効活用することでよりだれでも、簡単に、
3Dデータの作成を行うことができるようになれば、
3Dプリンタの普及もさらに進みそうですね。
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