今回のブログでは、テーブルに収まらない大型モデルをカットした後、
2つのモデルを接合する際に役立つピンやダボ穴を
PrusaSlicerで簡単に作成する方法についてご紹介したいと思います。

ピンを作成する方法

ピンを作成するための機能はカットの中に用意されています。
こちら機能については前回のブログでご紹介させていただきました。

今回はこちらの続きからの紹介になりますので、
まずは前回のブログをご覧下さい!

ピンを作成するには、カット面を作成した後「カットする」を選択するのではなく、
「コネクター追加」を選択します。

選択するとその面でモデルがカットされます。
この時、カットしたモデルのどちらか一方だけが表示されます。

また、カットのポップアップの内容が変更され下記のような内容になります。

ピンが作成できる場所は表示されているモデルのオレンジ色の面(切断面)です。

こちらをクリックしてみると

このようにクリックした位置にピンが作成されます。
反対にピンを消したいときは右クリックで選択することで削除することができます。
また、ピンを移動させたい時はピンをクリックした状態でドラッグすることで任意の位置に移動できます。
このように簡単な操作で任意の位置にピンを作成することができます。

ピンが作成できたら「コネクタの確認」をクリックします。

すると、再び前の画面に戻り、カット面が表示されます。
あとは前回と同様に「カットする」を押すことでモデルが2つに分割されます。

このとき、2つの切断面をみてみると、
先ほどの工程で作成したピンが造形されていることがわかります。
また、もう一つのモデルには自動で対応する位置に穴があけられていることがわかります。

このようにPrusaSlicer上で簡単に接合用のピンを作成することができます。

より詳細な設定

作成できるピンは全部で3種類あります。

プラグタイプ

分割したそれぞれのモデルにピンと穴が作成される最もシンプルなタイプです。

また、プラグタイプは、プラグ形状を4種類から変更することができます。

・三角形・四角形・六角形・円

ダボタイプ

ダボとは木材や石材を接合する際によく用いられる方法で、ダボ(ピン)を差し込む穴のことです。
本棚などを組み立てるときに見たことがあると思います。

カットすると、2つのモデルそれぞれにダボ穴が作成され、
自動でそれらをつなぐためのダボが作成されます。

スナップ継ぎ手タイプ

スナップ継ぎ手は穴径より大きいピンが立てられ、
穴に押し込むことで接続することができます。

こちらは積層方向を考えて造形する必要があります。
積層方向と平行な向きの場合(上図)、ピンが簡単に折れてしまう可能性があります。

作成されるピンはサイズや長さなどを任意の値で変更することができます。

まとめ

今回は、PrusaSlicerに用意された大型モデルを正確な位置で接合するための
ピンやダボ穴を作成する方法についてご紹介しました。
また、別のブログで本当にピンとして活用できるのか、
実際に造形して実験してみたいと思います!


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