前回の投稿では、初めて3Dスキャンに挑戦してみました。

実際に測定している時に気になることがありました。
それが解像度の設定がスキャン精度にどのように影響するか、です。

そこで今回は、解像度の変えてスキャンしたモデルの精度はどれくらい差があるのか調べていきます!

スキャンの条件

今回はスキャンするワークとしてブロックゲージを使用しました。
長さが50mmのブロックゲージをスキャンし、その後、測定用のソフトで大きさを計測し、どれくらいの誤差があるのか調べていきます。

キャリブレーションなどのスキャンの準備を行い、早速ブロックゲージのスキャンを開始します。


[詳細]以外の設定は下記のように行いました。

オブジェクト →非常に小さい

出力 →バランス型

色 → ×

[詳細]の設定は、5種類用意されていますが、今回はカスタム以外の4つの設定で精度の違いについて調べました。


それぞれの設定は、下記の解像度を示しています。

非常に細かい ⇒ 解像度は0.3mm

細かい ⇒ 解像度は0.4mm

普通 ⇒ 解像度は1.5mm

粗い ⇒ 解像度は3mm

スキャンの開始

それぞれ実際にスキャンした結果が下記の通りです。

非常に細かい
細かい
普通
粗い

ブロックゲージの角やエッジの再現性が解像度によってかなり違うように見えます。
解像度が低い設定ではかなり角が丸まっているように見えます。


次回は実際にスキャンしたこれらのデータを専用の測定ソフトで測定し、精度にどれくらい差があるのか確認していきます!


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