私は、初めてのリバースエンジニアリングに挑戦したいと思います!
そこで、今回のブログではリバースエンジニアリングを行う上で必要となる工程を順番にご紹介していきます。


その中でも本稿では、ワークをスキャンする工程についてご紹介します。

スキャン開始

スキャンワークには、自動車のホイールを採用しました。

今回、スキャンする前に最も大切なことが、ターゲットマーカーを使用することです。
この後のスキャンデータ編集の工程で重要な役割を果たすため、全面にくまなく貼り付けました。                   

また、ワークの全体をスキャンする必要があるため、ホイール表面と裏面の両方をスキャンします。
そのため、2回スキャンを行いました。

表面
リバースエンジニアリング_ホイール

まずは表面からスキャンしました。

表面のスキャン中の様子
リバースエンジニアリング_スキャン中

続いて同じ設定で裏面をスキャンします。

裏面
リバースエンジニアリング_ホイール_裏
裏面のスキャン中の様子
リバースエンジニアリング_スキャン中_裏

スキャン直後は、スキャンした際に周りにあるものが映りこんでしまいます。

そのため、これらの余分な部分をカットすれば完了です。

予告

次回は、2つのデータを結合(マージ)するところから、CADデータになるまでの工程を解説したいと思います。


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