3Dスキャナを使用する前には必ずキャリブレーションを行う必要があります。
キャリブレーションは、「スペックに記載された精度でモデルを測定できるように校正すること」をいいます。 そのため精度が高い計測を行うためには必要不可欠な工程です。
今回は、普段Peel3を使用する前に行っているキャリブレーションの工程について詳しくご紹介したいと思います。
peel3のキャリブレーション
用意しておくもの
PC、スキャナ本体、付属のキャリブレーションプレート、スキャナ保管用のケース


上記の4つがあればキャリブレーションを行うことができます。
手順
peel3では、スキャナをPCと接続した後、まず初めにワークサイズやカラースキャンの有無など用途に応じて、どのようにスキャンしたいのか方法を選択します。

その後、次に進むと下記のようにキャリブレーションの画面が表示されます。

画面の指示に従うようにキャリブレーションプレートをケースに設置します。
キャリブレーションプレートがぴったりとハマるように設計されているため非常に簡単です。

このように設置できたら画面の指示に従うようにスキャナを操作していきます。
表示されているイラストと同じ高さ、角度になるようにスキャナを動かします。
5回終わると次はキャリブレーションプレートの角度を変更するようにアニメーションが流れます。
それに従い、キャリブレーションプレートを立てかけるようにケースに設置します。

これができたら再び画面の指示に従ってスキャナを動かします。
たったこれでスキャナのキャリブレーションは完了です。
まとめ
キャリブレーションはスキャナを使用する際に毎回行う必要がありますが、
Peel3はシステム化されており、スキャナを使用する過程で必ず行うように画面が誘導されるため忘れてしまうといったことがないようになっています。
また、どのように行えばよいのか画面上にイラストとして表示されているため、わかりやすく、初めてでもキャリブレーションを行うことができます。
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