3Dスキャン専用スプレーAESUBシリーズは3Dスキャンユーザーに大人気です。
AESUBスプレーを使用することで、3Dスキャナが苦手とする黒色や透明、光沢のあるワークの表面を白色化し、
スキャン可能な状態にします。

AESUBスプレー最大の特徴は、スキャン後除去しなければいけない塗布した粉末が
時間経過によって昇華することです。
そのため、スキャン後のワークの清掃が一切不要になる便利な製品です。
今回はそんな吹き付けた塗膜は、
実際どんな風に昇華していくのか30分ごとの写真とともにご紹介したいと思います。
AESUB blueの昇華時間を検証
今回は透明なペットボトルにスプレーを塗布しました。
昇華時間は測定環境によって変動するため、
参考として検証時の気温と湿度も同時に測りました。
直後

全体にできるだけ均等になるようにスプレーを行い、全体を白く覆いました。
30分

開始直後とほとんど変化はなく、まだまだスキャンできる状態を維持しています。
1時間

30分前と変化はありません。
1時間30分後


一見、白いままに思えましたが、ボトルの角度を変えてみると一部昇華が始まり、
透明部があらわになっています。
膜厚の薄い場所から徐々に昇華が始まっているようです。
ですが、これくらいであれば簡単な修正で済むため、
まだスキャンを行うことはできます。
2時間


こちらも正面側はあまり変化がありませんが、昇華が始まっていた部分が徐々に大きくなっています。
スキャンをできるのは、おおよそ2時間程度だとわかりました。
AESUB blueの詳細な仕様については下記のURLから見てみてください!
→ https://systemcreate-inc.co.jp/products/aesub
2時間30分後


ようやく正面側も昇華が始まり、塗膜が薄くなっていることがわかります。
昇華がはやい場所はもうクリアになっています。
3時間

3時間30分

4時間

あとはペットボトルの上側の一部と底面だけになりました。
4時間30分後


残りはペットボトルの溝や底面だけになりました。
底面は空気に触れにくいため、昇華がほとんど進んでいないことがわかります。
底面を昇華させるには空気に触れるように置く必要があるようです。
ここで今回の検証は終えようと思います。
まとめ
今回の結果から、AESUB blueは塗布後からおおよそ2時間以内に
スキャンする必要があることがわかりました。
それ以降は徐々に塗膜の昇華が始まるため、
小さいものや中型のものに使用することがオススメです。
また、昇華時間は膜厚や周囲の温度、風の有無によっても変化します。
今後のブログでは、これらの要素でどれくらい変化するのかについても検証したいと思います。
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