今回のブログでは、Creaform社のハイエンド3DスキャナHandySCAN 3D|SILVER Elite」を使った
スキャンの様子をご紹介したいと思います。

以前のブログで3Dスキャナの性質上、光沢のあるワークはスキャンが難しいとご紹介しましたが、
ハイエンドの機種の場合はどのような結果になるのかご紹介したいと思います。

使用する機器について

今回のブログで使用する3Dスキャナは、
Creaform社製のハンディタイプ3Dスキャナ「HandySCAN 3D|SILVER Elite」という機種です。

このスキャナは検査用途にも使用できるほど、高精度でのスキャンが可能です。
光源にはブルーレーザーを採用しており、他の光源に比べ波長が短い青色光は
3Dスキャナが苦手とする黒色や光沢のあるワークでもスキャンできるという特徴があります。

今回はこの機種を使って光沢のあるワークを表面処理なしでスキャンした時、
どのような結果になるのか調べてみたいと思います。

表面処理なしで光沢のあるワークをスキャン

まずは、光沢のあるワークのなかでも比較的スキャンがしやすい下記のワークをスキャンしてみます。

スキャンした結果は、

このように、非常にキレイにスキャンすることができました。
そこでより光沢が強く難しいモデルでもチャレンジしてみることにしました。

より光沢が強いワーク

今度は、より光沢のあるワークをスキャンした場合、
どのような結果になるのかやってみたいと思います。

実際にスキャンしている最中の動画(早送り)

このような強い金属光沢のあるワークでも、
表面処理スプレーを塗布することなくスキャンできたことに驚きました。

まとめ

今回はHandySCAN 3D|SILVER Eliteを使って光沢のあるワークを表面処理をせずにスキャンしてみました。
この機種であれば、3Dスキャナが苦手とする光沢のあるワークも表面処理がなくても
キレイにスキャンできるということがわかりました。

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