以前のブログでは、Creality Raptor Proの専用オプション Scan Bridgeを使って、
コンセントのない屋外でスキャンをしてみました!

Scan Bridgeを使用することでコードレスになり、
非常に手軽にスキャンすることができました。

このスキャンをしている中で、
屋外でスキャンすると室内との違いがたくさんあるということに気づきました。

そこで、今回のブログでは屋外でスキャンした際に、
とくに難しかった点についてご紹介したいと思います。

屋外でスキャンするとどうなるの

スキャンを行ったのは雲一つ無い快晴の日です。

私は以前のブログで屋外でスキャンする方法をご紹介しました。

今回の状況は、この時にご紹介した内容と正反対といえる状況です。
こんな日にスキャンをした場合、スキャンしたデータはどのようになるのかご紹介したいと思います。

晴れた屋外でスキャンしてみる

今回スキャンを行うのは、車の一部分です。車のボディには光沢があるため、
前回スキャンした外壁よりもより難しいワークであるといえます。

今回も大型モデルで金属製のワークため、ターゲットネットを使用してスキャンしました。
→ ターゲットネットについてはこちら

早速、Creality Raptor Proを使用してスキャンをしてみると…。

私の予想とは違い、車の形状を認識することができました。
これは、Creality Raptor Proの採用している光源がブルーレーザーであるため、
他の光源よりも日光の影響を受けにくい波長であることが理由だと思います。

スキャン中のスマホの画面

しかし、そんなブルーレーザーの光源でもスキャンできない部分がありました。
それが車のボディの中でも若干のくぼみがある部分です。

ここだけが、スキャナが形状を認識せず、スキャンすることができませんでした。
他の場所よりも照り返しが強いのか、何度か繰り返し挑戦してみましたが難しいようです。

スキャン直後のデータ

まとめ

今回は、晴れた屋外でスキャンに挑戦してみました。
直接日光が当たっていても、ワークの大きさや形状、色などによっては、
スキャンできることがわかりました。
しかし、ワーク全体をきれいにスキャンしたいときには、
やはり直射日光の当たる場所でのスキャンは避けてす作業する方が良いと思います。

おまけ

今回の場合、屋根の下に車を移動させることが難しかったため、
他の社員に協力を依頼して、下記の画像のようにスキャンしたい場所に
影を作ることでスキャンできるようになりました。


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