私は以前のブログで、CrealityのRaptor ProのNIRモードを使用してカラースキャンを行いました。
今回は同じくカラースキャンを行いますが、3Dスキャナで取得した文字は、
どれくらい読み取ることができるのか検証してみたいと思います。
検証方法について
今回は、コピー用紙にフォントサイズと色の濃さが異なる文字を印刷し、
どれくらいまで視認することができるのかやってみたいと思います。

一般的に印刷業界では6ptが最小のフォントサイズとされています。
どれくらいの大きさの文字、または色まで識別することができるのか検証していきます。
実際にスキャンする!
カラーモードを使用してスキャンしますが、このとき位置合わせには
ターゲットマーカーを使用しました。
これは、今回スキャンするワークは紙のため、
特徴形状が全くないため、スキャンすることができないためです。
早速スキャンしていきます!
結果
30pt~20pt

しっかりスキャンできており、色の濃さにかかわらずしっかりと読むことができます。
15pt~10pt

15ptは問題なく読むことができますが、色が一番薄い(K30)の10ptの文字がかすれてしまい、
ほとんど読むことができません。
6pt~3pt

最も黒い一番左側でもギリギリ6ptが読める限界です。
その他の色に関しては、ほとんど消えかかってしまっています。
まとめ
今回は、Creality Raptor Proのカラースキャン機能を使って、
フォントサイズとカラーが違う文字をどれくらい撮ることができるのか検証してみました。
文字のカラーやスキャン時の設定によって、結果が大きく変わるということがわかりました。
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