私は以前のブログで、Creality Raptor Proを使用して人体のスキャンに挑戦しました。
Raptor Proは人をスキャンするためのモードとして「顔」と「体」の2つのモードが用意されており、
前回の検証では「顔」のモードを使って人の顔のスキャンを行いました。
今回はその続きとして「ボディ」のスキャンモードを検証してみたいと思います。
体のスキャンをしていく!
今回も社員の方に協力をお願いしました。

椅子に座っている状態でスキャンをしていきます。
今回は上半身をスキャンしたいと思います。
スキャン開始
設定は、ボディモードを選択し、テクスチャでの位置合わせを選択しました。
早速スキャンしていきます

そうしてスキャンできたデータが下記になります。
スキャン直後の点群データ

メッシュ化したデータ

このようになりました。
非常にきれいにスキャンできました。服のしわまでしっかりとスキャンできていることがわかります。
早速、カラーにして確認してみます。
カラー結果



シャツの柄や肌の色がしっかりと再現されていることがわかります。
実物の比べてもほとんど遜色ないくらいにきれいに再現されています。
しかし、一部うまくできなかったところがあります。
手をよく見てみると

このようにずれたように見えると思います。
これはスキャン中に手が動いてしまい、データが重なっている状態だからです。
そのため、人体のスキャンはスキャン中にいかに動かないかが、
きれいにスキャンするためのポイントになります。
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