私が普段使用している書類ケースの蓋が壊れてしまいました。


そこで、今回は3Dスキャナを使用して、この壊れたパーツをスキャンし、
スペアの部品を作成するまでの工程についてご紹介したいと思います。

まずはスキャン

まずは破損したパーツをスキャンします。
非常に小さいパーツのため、細かく撮る設定を使用しました。

ワークに直接ターゲットマーカを貼ることはできないため、ターゲットマーカを貼り付けた回転テーブルを用意し、その上にワークを設置しました。

今回は細部の形状をしっかりと再現する必要があるため、3つの角度からスキャンしてデータのマージを行いました。

スキャンデータのマージの方法については以前のブログでご紹介していますのでこちらを確認ください。 

マージ直後後のワーク

これで形状全体をスキャンすることができました。
折れている形状もしっかりと再現されていますね。

予告

今回はワークのスキャンから余分なデータの削除→マージまでの工程をご紹介しました。
次回のブログではpeel.CADを使ってデータの修正から破損部をモデリングする方法についてご紹介します。


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