社長ブログ

小さな企業の世界唯一

3Dものづくりツール、CAD/CAM、工作機械の3つのカテゴリーにおける販売、
技術サポート、技術受託サービスを総合的に自社で行う企業は私の知る限りでは
世界でも珍しく唯一だと思っています。

創業時はCAM(24年前は自動プログラミングシステム)の知識のみに頼って、
CAMと工作機械の販売しか出来ませんでした。

まず、強みを作るために工作機械メーカーと提携してオリジナル工作機械の
販売を開始しました。

その後技術進化によりCAD/CAMが主流になったことで自社で技術サポート
サービスを開始し、工作機械のサポートサービスへと拡大していきました。

更には、3Dプリンタがアメリカで開発され商品化されたことにより、いち早く
販売を開始しました。
平行して海外メーカーとの直接取引を増やし、商品ラインナップを充実させました。

3Dプリンタから少し遅れて3Dスキャナが注目され始めたことから取扱を
開始しましたが、ソフトが未熟でデータ修正が難しいことから、修正依頼が
徐々に増えていきました。これが技術受託サービスの始まりです。

一つ一つの商品やサービスは日本国内でも激しい競争があります。
しかし二つ以上の違うカテゴリーを組み合わせた場合となると、最適な提案・
人材トレーニング・納入・立上げ・運用が一社でできる企業は日本国内・世界でも
見当たりません。
これは、お客様や社会、従業員によって与えられた恩恵で謙虚に感謝しなければ
ならないと思います。

ですが、小さな小さな世界唯一で、まだまだ未熟なことだらけなので、これからも
切磋琢磨してまいります。

人口減少の日本国内において、企業間競争に勝ち残るためには最新鋭の設備を
入れただけでは殆ど効果が出ません。
新設・既設の設備との最適化、技術スタッフの育成、生産性向上・自動化など
複数の課題を解決する必要があります。

現在、時代が求めるニーズと重なって、更に弊社の強みが活かされる場面が
増えることを確信しています。