今年は国際工作機械見本市(JIMTOF)開催の年です。
今回のテーマは「使いやすさ」と「自動化」とのことです。
自動車や家電などや医療機器等までもが同じ方向に進んでいるのかなと感じます。
先ず、「使いやすさ」を追求する上で最も重要な点がコントロール画面です。
私の感じた国内メーカーの特徴は下記の通りです。
DMG森精機、ヤマザキマザックはスマートフォンをイメージして加工をゲーム化すること。
オークマは加工ノウハウが無くても人工知能化で加工し加工物のクオリティを一定化すること。
新興国の工作機械メーカーとの戦いに円高で苦戦しつづけたことで、
他国のメーカーとの差別化ができてきたようです。
また、「自動化」は我が国のように人口減少社会にとって必然ですが
人口増加国にとっても一定品質の生活必需品を安定的に供給する上で今後需要が高まるのではないでしょうか。
更に今回、最も楽しみなことは今まで動きが見えなかった3D積層造形技術に新たに参入する日本メーカーが3社出てきたことです。
樹脂分野では海外メーカーに遅れをとっていましたが、金属分野では日本メーカーには遅れを取り戻すべく頑張って欲しいと願っています。
当社のコンセプトは「デジタルものづくり創造企業」
ミッションは「ものづくりの魅力を高め人材が育つ環境を提供しつづける」
ミッションへ一歩でも近づけるヒントを探してきたいと思います。
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