先日、いつもお世話になっている専門学校の就職セミナーにてプレゼンする機会を頂きました。
先生から
『採用する側は学生のどこを見て可否を決めているのか?など、本音のところを話して欲しい』と、言われておりましたので、出来る限り自分が初めて就職する時のことを思い出しながら考えてみました。
就職活動の目的とは
「自分のことをしっかりと知り、そして自分の価値を知る」
であろうと思います。
学生の時は、自分自身の性格・強みや弱み・好きなこと嫌いなことなど自己分析することや、どういった仕事に向いているか?
など、整理立てて考えることもあまり無いのではと思います。
就職活動中は、度々自己嫌悪に陥りますが、実は自分という価値を社会で活かすためのスタート地点です。
実際は仕事を始めてからの方がもっともっと悩みや苦しみが多いものですから、この時を原点とし“基本に立ち返る位置を知る時”と考えて欲しいと思います。
また、社会に出ると時間がアッという間に過ぎ去っていくように感じられます。
その大切な時間を充実した時間にしなければ勿体ないですよね。
そのための教訓となるフレーズをある本で教えられました。
「仕事も人生もABCが大切」です。
ABCとは…
A=当たり前のことを
B=バカになって
C=ちゃんとやる
人は誰でも経験を重ねていくと、基本的なことや単純なことなどは「自分がやるような仕事じゃない」と見下して考えてしまいがちになります。
それがとても危険な事で、積み重なるとドンドン傲慢になり、人が離れ空虚な時間となってしまうようです。
就活中の方も社会人も、覚えにくい難しい教訓の前に、先ずは単純でシンプルなABCを常に意識して充実した時を過ごしたいですね。