日経新聞(2019年3月26日号)従業員一人当り営業キャッシュフローの5年平均ランキングが掲載されていました。
それについての特集記事を拝読しました。
ランキングの1位は、なんと我々も現場で使っている工具メーカー「株式会社スーパーツール」様でした。従業員100人規模の企業です。
国内の作業工具市場は成熟している上に、上場4社がしのぎを削っている中での1位獲得はすばらしいと感じました。
同社の特徴は、創業時から開発型を標榜し、5千種類の品揃えと約10名の開発要員が絶えず顧客の要望を吸い上げ、製品開発と改良を行い同業他社と差異化を行っているそうです。
少子高齢・人口減少社会が世界一のスピードで進行している国内において、見本になる事例だと思います。
競合がいない事は望ましい事ですが、多くの企業には同様の製品やサービスを展開している競合他社が存在するのではないでしょうか。
時代に合わせて、常に差異化を積み上げることを怠ってはならないことを、今回の記事を通して改めて学ばせて頂きました。