コロナに加えて猛烈な熱波続きで集中力の維持が大変難しいですね。
日々、何となく行っている行動にも気が入らず失敗ばかりしてしまう、
そして失敗した後で、もっと注意してやればよかった・・・と後悔しても後の祭り。
有意注意の大切さを身をもって感じています。
では、二つの注意の違いは何でしょうか。
無意注意とは、特に意識を用いて注意を振り向けとしないでも、
自然的に注意が注がれる心的状態をいいます。
有意注意とは
稲盛塾長のコメントより
目的をもって真剣に意識を集中させることを有意注意といいます。
私たちはどんなときでも、どんな環境でも、どんなささいなことであっても
気を込めて取り組まなければなりません。
最初は非常に難しいことのように見えますが、日頃、意識的にこれを続けていると、
この有意注意が習慣になってきます。そうなれば、あらゆる状況下で気を込めて
現象を見つめるという基本ができていますから、
何か問題が起きても、すぐにその核心をつかみ解決ができるようになります。
ものごとをただ漫然とやるのではなく、私たちは、日常どんなささいなことにでも
真剣に注意を向ける習慣を身につけなければなりません。
仕事時間に限らず新聞や雑誌、本、TVを見る時間においても有意注意で過ごすか
無意注意で過ごすかの違いはもの凄く大きな差になってきます。
例えば、TVを見ている時でも有意注意だと気付き、ヒント、教訓が思いつきます。
でも無意注意では何となく時間が流れて終わってしまいます。
息抜きには無意の状態も必要なんですが、日々の活動において事故や怪我をしないためにも、
出来るだけ有意注意を意識して過ごしたいと思っています。