メディア等で大活躍のパックンことパトリック・ハーランさんから学ぶことが多いなぁと
最近、もの凄く感じています。
パックンの経歴は、超名門のハーバード大学を卒業しているので、裕福な家庭と思いきや
母一人の貧困家庭で10歳から新聞配達を始め、どんどんアルバイトを増やして
高校生まで休まず家計を助けていたそうです。
そのため、友達が当然のようにしているクラブ活動は出来ないし、
自分が欲しいモノは何も買えない環境でしたが、その中で多くのことを学んだそうです。
勉強とアルバイトで時間がないことから短時間で物事を行う「集中力」、
モノが買えないことから「何かを工夫する力」が鍛えられていく。
手に入った時の「喜ぶ力」は誰よりも強い等々、
「苦労をポジティブにとらえたことで今の自分がある」とコメントされています。
タレント活動以外に作家活動、ビジネス系でのコメンテーターや講演と
幅広いジャンルで活躍の場を広げておられますが、中でも私はモーニングサテライト(TV東京)の
「パックンの眼」というコーナーでの一面が一番面白いなぁと思っています。
日本人ではまず知りえないアメリカ社会の実態を、日本人が理解しやすいように
解説してくれる点は他に類を見ないと思っています。
また、日本人のコメンテーターの場合、日本人視点での考え方しかわかりませんが、
パックンの場合はアメリカ人視点での違った考え方を教えてくれます。
コロナ禍以降、アメリカの影響はもの凄く大きくなっています。
為替でのドル高・円安だけではなく、世界の全通貨に対してもドル高となっていることから
火を見るよりも明らかです。
ビジネス上でも、アメリカ社会をいち早く知ることは最も重要な課題になりつつあるように思います。
これからもアメリカ人視点での様々なジャンルでの情報を大いに期待しています。