世界気象機関（WMO）が発表したところによると、2023年7月の世界の平均気温が観測史上で最高となる
見通しです。
観測記録のない太古の気候をさぐる考古学者も、おそらく12万年ぶりの最高気温になるだろうとのことです。
まさに地球が沸騰するような灼熱の日が続いています。
この影響はあらゆるところに出ていますし、今後、更に激しくなっていくに違いありません。
国立環境研究所が公開している気候変動による影響の連鎖を可視化した図を見てみると、食料危機が間近に
迫っていることがわかります。
温暖化と快適な生活は、しばしばトレードオフの関係にあるといわれます。
なぜなら、温暖化を止めようとすることは、快適な生活を我慢しなければならないということだからです。
しかし、人間は一度手にした快適さを自ら放棄することは、ほぼ無理だと思います。
ならばテクノロジーの進化によってトレードオンに変えていくしか方法はありません。
今まで以上の速度で研究開発を進めていただくためにも、より一層、グローバルの最先端テクノロジーを省エネルギー、カーボンニュートラル技術開発先に積極的に提案していくつもりです。