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OpenGLとDirectXの違いについて

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CADなどの3Dソフト導入時によく話題に上がるOpenGLやDirectXとはなんですか?

回答

OpenGLやDirectXとはアプリケーション開発の際に使用するグラフィック関係のAPI(Application Programming Interface)です。要するにプログラムの段階で2Dや3Dなどの複雑になってしまいがちなグラフィック処理をある程度パッケージ化し、プログラムしやすくしたものです。
ソフト開発の際にどちらかを選ぶ、あるいはどちらも選んで描画処理をプログラムします。
またこれらのAPIを使用することでこれまではCPUが描画処理していたものをグラフィックボードで処理できるようになるためCPUの負荷を減らすことができます(OpenGL・DirectXでプログラムされていないものは関係ありません)。


基本的にはQuadro(OpenGLに最適化されたグラフィックボード)は演算重視、Geforce(DirectXに最適化されたグラフィックボード)は処理重視です。そのため、簡潔に解説しているものでは前者は業務用、後者はゲーム用として紹介されていることが多いです。また、保証期間もQuadroは3年間、Geforceは各メーカーが設定した期間という違いがあります。

OpenGL

  • グラフィック機能のみ
  • 大容量のポリゴンで形状を精密に表現できる
  • あらゆるOSで対応(Windows、Linux、MAC、iOS、Android等)
  • 表現できる色の種類が多い(RGB各色10bit:10億6433万色)

DirectX

  • グラフィックだけでなく音声、マウスなどのデバイス処理、ネットワークなども網羅
  • レンダリング速度が早いためゲームのエフェクト処理などが得意
  • Windowsのみ対応
  • 多くのメーカーがGeforceでDirectXに最適化されたグラフィックボードを販売しており比較でき、Quadroに比べて安価

もともとはDirectXはOpenGLの敷居が高いためMicrosoftによって開発されたAPIでしたが途中レンダリング速度などでOpenGLを上回ったり、それに追従してOpenGLも描画処理を改善したりと、どちらも開発を繰り返し、双方の差はなくなってきました。
よって、現在では安価なGeForceで快適に動作するようにDirectXで開発されている3Dソフトも多くなってきました。「3DCADだからQuadro」と現在では一概にいえない状況になっています。CAD用で新たにPCをご導入の際はご不明点ありましたら当社にご相談ください。

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