サポート材不要SLS方式3Dプリンタのしくみ

  • 造形イメージ
  • SLS方式の仕組み

Sinterit LISA/LISA-PROはSLS(Selective Laser Sintering) 方式の3Dプリンタです。敷き詰めた粉末材料をレーザで焼結させながら立体化する仕組みから、粉末焼結積層造形とも呼ばれます。
この方式の最大のメリットは、サポート材が不要ということです。モデル材料で敷き詰めながら造形するため、焼結しなかった材料自体がサポートの役割を果たし、焼結するモデルを支えます。これにより、サポート材を除去する時間や手間が削減されます。

材料をムダにしない高いリサイクル性

リサイクル性が高い材料

材料歩留まりがよく、廃棄する材料がほとんどありません。
焼結しなかった部分の材料がリサイクル可能なことに加え、1層ごと積み重ねる際の余剰材料は回収ボックスに貯留し、次回以降のプリントに使用できます。また、ノズルやチューブといった材料が滞留する機構を持たないため、プリント時の廃材料や清掃コストも不要です。

ワークサイズ・対応材料に合わせて選べる2つのモデル

選べる2モデル

造形庫内の窒素充填に対応し、PA11ナイロンの造形が可能な「Sinterit LISA-PRO」と、より価格を抑えて導入できるベーシックモデル「Sinterit LISA」の2 機種が展開されています。
Sinterit LISA-PROは最大ワークサイズ110×160×250(mm)[対角:336mm] で、小型ワークの複数個造形や中型モデルの造形など1 度に造形できる範囲が広く設計されています。さらに窒素充填が可能で、より多くの材料のプリントに対応しています。

PA11ナイロンに対応

ナイロン造形(PA11サンプル)

Sinterit LISA-PROは造形庫内に不活性化ガス(窒素)を充填可能です。これにより、庫内温度の上昇(200°) が可能になり、より高温雰囲気での造形条件が必要なPA11ナイロンを造形できます。PA11ナイロンは、耐熱温度や耐衝撃性に優れた特性を持ち、強度が必要な場面や高温に曝される部品の試験など幅広い用途で活用いただけます。

 

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付属ソフトウェアで簡単プリント設定

基本的なモデルスライスやステータスモニタ機能はもちろん、必要な材料量の計算やモデルのコピー配置など、お客様の使用経験に関わらず、プリントがスムーズに進められる機能が搭載されています。
また、庫内温度や窒素充填の設定が任意に変更できるオープンパラメータ(オプション)に対応しており、Sinterit LISA-PROにはオプション適用済のソフトウェアライセンスが付属しています。