2009年のリーマン・ショック、そして新型コロナ危機を乗り越えて新たな成長過程に入ったシステムクリエイトの未来についてご紹介します。
システムクリエイトは『ものづくり大国 日本』を支えるデジタル生産財の販売/サポートを扱っているエンジニアリング商社です。
海外生産の拡大による国内産業の空洞化や新興国企業の躍進とコモディティ化など、日本を取り巻く環境は決して楽観視できません。
しかし、その多くは消費財にあてはまるものであり、消費財を生産するための生産財が衰退することはありません。
更には、世界中でデジタル化、脱炭素化が加速していく時代に“デジタルものづくりツール”は、今以上に必要不可欠なものとなっていくでしょう。
生産財を販売するには、商品選定技術・提案力・サポート力が必要です。
それは、小が大に勝てる業界であり、システムクリエイトの最大の強みを活かすことが出来る業界なのです。
社会的価値の高い理念による独自のビジネスモデルを展開し、持続的成長を続けていくことにより、独自のカルチャーと社員と顧客が素晴らしいと思える企業=グレートカンパニーを目指します。
経済産業省が毎年発行している『ものづくり白書』2015年版にも多くのページを割かれ紹介されている『IoT』や『システムインテグレーター』という言葉、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
今やパソコンやスマホはインターネットにより世界中につながっています。今後はあらゆる『モノ』や『機械』がパソコンと同じようにインターネットに接続され、リアルタイムに情報交換を行なうようになります。
これがIoT(Internet of Things)と言われるものです。
これにより生産効率を更に高めていくことができるようになるのです。
世界一の製造業者であるGE(ゼネラル・エレクトリック)は、総資産の4割(30兆円)にあたる金融部門を一気に売却し、製造業を強化、特にIoTを中心としいたデジタル化へ積極的な投資を進めました。
過去20年は消費者向けのデジタル化が牽引してきたが、今後5年~10年は産業の世界にデジタル化による変革の波が訪れるとも言い切っています。
この大きな流れには、システムインテグレーターの存在が欠かせません。
個々の課題は会社や工場単位で全て違います。その課題に対して最適な機械やソフトを組み合せる存在をシステムインテグレーターといいますが、日本においても世界的にも不足しています。
様々なデジタルものづくりツールを最適に組み合わせて販売/サポートしてきたシステムクリエイトは、ものづくりシステムインテグレーターの先駆けであると言っても過言ではありません。
この強みを活かし、真の【ものづくりシステムインテグレーター】になる。
それがシステムクリエイトの近未来です。