interview 営業チーム 山下 達也
人のつながりや融合で
モノづくりに爆発力を生む架け橋となっていきたい
ミッション・業務内容
モノづくりを俯瞰する
前職では、地元のプレス工場で小さなパーツを作る毎日を送っていました。本当にモノづくりが好きな人は、その品質や仕上がりを追求していくことに面白さを感じるんだと思いますが、私の場合、そのパーツが一体何なのか、どこに使われているのかが気になってしょうがなかったんですよね。図面はあっても、その用途は誰に聞いてもはっきりと分からないんです。結局用途が分かったのは形状から明かに想像がつく、たった2種類だけでした。そんなこともあって、もっと大きな流れや全体像を見据えた仕事がしたい、いろんな世界を見てみたい思い、人と関わるのが好きだったこともあって、営業を志望するようになりました。
それで大阪にきてシステムクリエイトに入社したんですが、実は親族からの紹介だったので、3Dツールに興味があったわけではありませんでした。逆を言えば、全く興味を持ってなかったものにここまでハマって長年続けてきたということ。そこに想像もしていなかった面白さがあったからだと思います。
先陣を切って走る醍醐味を味わっている
最初は勉強もかねて技術チームに配属されました。入社前はパソコンもほとんどできないような状態で、メールも携帯のショートメールくらいしかできないレベルでしたが、必死に商品を覚えて、がむしゃらにやるということだけを貫いてきました。挫折を感じる毎日でしたし、システムクリエイトの歴史の中で断トツで失敗している回数が多いと自負しています。ただ、思い返すと、やりたい事にはチャレンジ出来ていると思います。挑戦していくことが許され、歓迎される社風は大きな魅力であると感じています。
営業へ配属となり15年になります。「先陣を切って走る」という意味では営業職は自分に向いていると思っています。自分の失敗は会社の失敗につながる、その責任を負うけれど、世の中に自分たちの信じる価値を問いかけて、ダイレクトな反応を得られるというのは、これ以上ない醍醐味があります。
それに、幼少期から困った人を助けたい、頼られたいという思いが根底にあって、そのせいか過去に改善実績のない課題をお客様から相談頂いた時は燃えますね。システムクリエイトの営業を通してお客様の課題を解決していけることに意義を感じています。
3Dデジタルツールを利用した
本当の改善を行っていきたい
誠実さと情熱が関係性を築いていく
営業する上で一番心がけたいのはお客様と向き合う時の「誠実さ」、これに尽きると思います。
余力のある会社だから、補助金のあてがあるからとお客様の状況にあっていない製品を提案するのではなく、必要とされるモノを必要なタイミングで提供したいという想いがあります。たとえその時点では売上につながらなくても、後々もっと良い意味での関係性が継続していく。月並みですけど、真摯に問題を解決しようという姿勢が大事だと思っています。
ただ、お客様第一に考えることはあっても、その関係性は50/50だと考えています。だから案件によってはお客様とバチバチでやり取りすることもあります。こちらとしてはお客様の置かれた状況を考えた最善の策を提供していますから、たとえ導入のハードルが高いと言われても、自信を持ってご提案しているので譲る気はないです。
そういったお客様でも、さらに新しい事業のご相談を頂いたり、非常に良い関係性でお付き合いさせていただけていることに感謝しています。
3Dツールを普及させていくことの意味
日本の従来の技術と3D技術とは相反するものだ、AIや自動化によって人の仕事が奪われていくという捉え方もありますが、それは違うと考えています。
これまでの仕事を手放したくないと考える人も当然いるかもしれませんが、すでにやりつくしたことは他に渡してしまいたいと考える職人さんもいます。その相手が3D技術ならそれはそれで任せてしまえば、本当にやりたいことに時間を割くことができるようになるんです。新しくやりたいことや異なる領域に取り組む余力を得ることができる。
だから自動化や工数削減は製造業に大きな前進をもたらすし、日本の技術力が留まることは今後もないと思っています。システムクリエイトが行っている3Dデジタルツールの普及活動は、間違いなく日本のモノづくりの発展に貢献していると感じています。私が携わる営業の仕事も、AIにとって代わられるなんて話もありますが、それではまかないきれない判断力と実行力を身に着けていきたいですね。
つなぐことで生まれる力・爆発力
働きかける事で人と人をつないでいく
システムクリエイトには、圧倒的な人材力と設備力が揃っています。経歴も経験値も全く異なる、色んな能力を持った人間がいますし、それに加え、扱う商材やその組み合わせ方法も多岐に渡ります。製品のジャンルやチームの垣根を越え、人と人、モノを掛け合わせていくことで新たなチャレンジを行っていくことができる。だから、自分がそれを繋げていける存在になれたら素敵ですね。そのためにも日々色んな方と接するように心掛けています。営業という立場上、新しい出会いや人と接する機会は多いので、『毎日、明るく前向きに』は忘れずに実行するようしています。
この会社は真面目な人が多いですが、もっと明るく楽しく、良い意味でふざけていいと思います。新たなモノづくりの楽しさ・面白味を感じ取っていくことが会社にとってもプラスになっていくんですから。
日本のモノづくりを未来の子供たちにつなげたい
システムクリエイトは日本のモノづくりを変えていく力を秘めた会社です。社員全員が底力を出し切り、人材と商材を融合していけば爆発的な力を生むと信じています。この強みを活かしてお客様に3Dツールの可能性を実感して頂く事。地道な販売・サポートを継続する事。そうやって日本のモノづくりを強く新しいものへ発展させていくことができると思っています。
そしてそれは次世代の子供たちにつながれていきます。子供たちは何に興味を持って、何に打ち込むのか。簡単に情報を得られてしまうからこそ辿り着きにくくなっている現状の中で、3D技術の面白さやすごさに触れられる環境をつくり、それを広めていきたい。日本のモノづくりを支える企業の一員として、子供たちの未来がモノづくりの楽しさややりがいを実感できる環境であるよう取り組んでいきたいです。