今回のブログでは、3Dスキャンで作成したSTLデータをプリントし、どれくらいデータを再現できているのか確認したいと思います。
実際に3Dスキャンをして、3Dプリント用のデータを作成した様子は下記のブログからぜひご覧ください!
『マディ』と目指す3Dスキャンマスターへの道
→ https://systemcreate-inc.co.jp/blog/3dscan/2024/11/28/printing_objects_1
造形してみる
3Dスキャンして作成したSTLデータをPrusaSlicerに読み込みました。
PrusaSlicer : Ver.2.8.1
造形条件
できるだけ細かい形状まで再現できるように0.4mmノズルを使用して造形しました。
ノズル径 : 0.4mm
ノズル温度 : 205℃
材料 : PLA
積層ピッチ : 0.2mm
インフィル : 15%
サポート : あり
造形速度 : 50mm/s
アンダー部分にはサポートを使用しました。
造形開始
3Dスキャンしたモデルでも問題なく最後まで造形することができました。
再現性の確認
どれくらい形状を再現できているのか、確認してみました。
正面
側面
背中
まとめ
全体的な形状はしっかりと再現できています。
色をつければもっとわかりやすくなると思います。
ただ、表面の毛並みのような細部の質感はうまく再現できていないように見えます。
FDM方式の3Dプリンタはどうしても積層が出てしまうため、積層の細かい光造形の3Dプリンタを使うことで、よりリアルに再現できるかもしれません。
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