3Dプリンタを使用していると、どうしても少しずつ余ってしまうフィラメント。

スプールに数mだけ残っていたり、途中で材料を交換したことで中途半端な長さのフィラメントが残ったりすることがあります。そもそも使い切ろうとしても、材料センサとの兼ね合いもあり、30cm~1mくらいは残ってしまうことがおおいですよね。
まだ使える材料ではあるものの、1つの造形に使用するには長さが足りず、そのまま保管しているというケースも少なくありません。そして、最終的には廃棄になっているのではないでしょうか。

そこで今回は、余ったフィラメント同士をフィラメント接合機でつなぎ、実際に3Dプリンタへセットして正常に吐出できるのかを試してみました。では、順番にその様子をご紹介していきます。

今回使用したフィラメント接合機はこちら。

①フィラメントの準備と先端の調整

接合する2本のフィラメントを準備し、それぞれの先端を整えます。
フィラメント先端は、斜めに切ると接触面積が増えるので強く接着できると推測し、実際にやってみました。しかし、フィラメント同士を合わせるのに角度の条件が増えてしまい、合わせるのに少し苦労しました。なので、最終的には、垂直に真っすぐ切り直して、簡単に合わせることを優先しました。

②ガイドパイプの装着

装置に同梱されているガイドパイプに、2本の端材フィラメントを嵌め込みます。先端同士の接点が、ガイドパイプの中央に来るようにします。

③材料設定と昇温

ここまでできたら、次は接合機の設定です。今回はPLAなので、PLAを選択。PLA以外には、PETG、PC、PAなど複数の材料に対応しています。設定は、装置の液晶でタッチするだけです。設定と同時に昇温が始まります。

④セット

PLAは、185℃の設定になっており、数分でピーっという合図が鳴って昇温が完了します。
その合図で、本体カバーと昇温部カバーを開けてフィラメントをセットします。中央のシルバーの部位が昇温部となるので、接合箇所がその位置が来るようにします。フィラメント用のガイド溝があるので、簡単に置くことができました。

⑤接合

昇温部カバーを閉じると接合スタートです。7,8秒で接合完了の合図がなりました。
カバーを開けて取り出します。

⑥ガイドパイプを外して完成

取り出してすぐは、まだ柔らかいので、しばらく数十秒ほど放置して冷まします。
硬くなったら、昇温部カバーのすぐ上にある溝にフィラメントのガイドパイプ部を合わせてセットします。
そのまま本体カバーをしっかり締めます。カバーに付けられたリブがフィラメントを溝に押し込むことで、
溝の底に仕込まれたカッターがガイドパイプに切れ目を入れてくれます。
後は、フィラメントを取り出して、切れ目からガイドパイプを外したら完成です。

3Dプリンタにセットして吐出を確認

接合したフィラメントを3Dプリンタへセットし、フィラメントを送りながらノズルからの吐出を確認します。
フィラメントを送り続け、接合部分で止まることなく、エクストルーダーを通過して吐出できました。

まとめ

端材フィラメントを接合するのは本当に簡単でした。説明書に沿って進めていくだけです。また、吐出も問題なくできました。
余ったフィラメントをできるだけ無駄なく使いたい場合には、とても手軽な手段になると感じました。
ぜひ、お試しいただければと思います。

今回のやってみたことを動画でもまとめておりますので、ぜひ下記よりご覧ください。

今回使用したフィラメント接合機の製品ページはこちらから。

すぐに購入できるYahooショップページはこちらから。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/systemcreate-pro/sunlu-fc01.html?sc_i=shopping-pc-web-top-store-rcmitem-itm_lnk


極める! 3Dプリント研究所をもっと見る

購読すると最新の投稿がメールで送信されます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です