今回は、Lynxter S300X を使って IDEXヘッドの自動キャリブレーション(位置合わせ) を実際に行いましたので、その様子をご紹介します。

■ IDEXヘッドとは?
IDEX(Independent Dual EXtruder)方式は、 独立した2つのヘッドを X 軸上に並べて搭載する構造の3Dプリンタです。
各ヘッドが X・Y を独立して動作できるため、 シングルヘッドでは難しいプリントが可能になります。
例えば:
- 造形材料とサポート材料を 別ヘッドで使い分ける
- 1つの造形の中で 材料を切り替えてプリントする
- 同一形状を 左右のヘッドで同時プリント
- 左右反転したパーツを ミラーリングして同時造形
など、柔軟な造形ができるのが大きな特徴です。

■ なぜキャリブレーションが重要なのか?
IDEXヘッドは独立して動くため、 左右のノズル位置が少しでもズレると造形に誤差が生じます。
そのため、ヘッドそれぞれの ノズル中心位置(XYZ)を正確にプリンタへ登録することが重要です。

■ Lynxter S300X の自動キャリブレーション
今回使用した3Dプリンタ Lynxter S300X には 自動キャリブレーションコマンドが用意されています。
コマンドを実行すると、 左右のノズル先端が測定用の接触台に順番に触れ、 下方向(先端)、前後、左右と複数の位置を測定します。
取得したデータからノズル中心位置を算出し、 その数値がプリンタに反映されます。
実際の測定の様子は、以下の動画をご覧ください。
まとめ
タッチパネル液晶で、キャリブレーションファイルをクリックするだけで、 位置合わせを自動で、正確に行ってくれました。IDEXヘッドを、より使いやすくしてくれています。
IDEXヘッドについて、これからも、いろいろとご紹介していきたいと思います。
液体吐出積層式3Dプリンタ「Lynxter」シリーズの詳細はこちらからご覧いただけます。

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