光造形方式(SLA方式)の3Dプリンタを運用するなかで、どうしても気になってくるのが「ニオイ」ですよね。
レジン独特の薬品臭に加え、洗浄に使用するIPA(イソプロピルアルコール)などのニオイに悩まされることも多いのではないでしょうか。
SLA方式3Dプリンタをお持ちの方なら、作業部屋に入った瞬間の
あの独特なニオイを感じた経験があるのではないでしょうか。
そこで今回は、空気清浄機を使うことでどれくらい変わるのか徹底検証してみることにしました!
今回使用する空気清浄機について
今回、使用するのは World-Clean Air社の「Air Future」という空気清浄機です。
公式サイトによると「3Dプリンタのレジン臭や薬品臭に効果がある」とのこと。
一般的なフィルターろ過式とは異なり、誘電体バリア放電という独自方式でイオンを放出し、
揮発性有機化合物(VOC)を分解・除去する仕組みです。
なんと今回、こちらのデモ機をお借りすることができました!
さっそく弊社の造形ルームに設置し、その効果を確かめていきます。
検証前
効果を確かめるため、大型SLA方式3Dプリンタを複数台設置している
弊社の造形ルームで事前に空気環境を測定します。
●使用機材 : 新コスモス電機製 VOCリアルタイムモニタ XP-3120-V(トルエン校正)
まずは、設置前の空気を測定してみます!

すると、445ppmという数値がでました。
さっそく、造形ルームにAir Futureを設置し、強モードで1週間運転しました。
かなりコンパクトなサイズですが、これ一つで本当に変わるのでしょうか?

結果
設置から一週間たったので、早速空気を測定していきます。
部屋に入った瞬間、明らかに先週まで漂っていたレジンやIPAの薬品臭が和らぎ、
空気感がガラリと変わった印象を受けます。
期待を込めて数値を測ってみると……。


なんと、結果は「32ppm」!
設置前の445ppmから約1/14に激減するという驚きの結果となりました。
これほどコンパクトなAir Future1台でここまで環境が変化するとは、正直驚きです。
レジンのニオイやVOCによる不快感が大幅に軽減され、
作業環境の改善に大きく貢献してくれるアイテムだと実感しました。
SLA方式3Dプリンタのニオイ対策にお悩みの方にはオススメの一台です。

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