以前のブログでは、Crealityの3Dスキャナ「Raptor Pro」を使って、
初めてのスキャンに挑戦してみました。
今回はそんなRaptor Proの特徴の一つであるブルーレーザーに注目して、
どんなメリットがあるのか確認してみたいと思います。
ブルーレーザーでスキャンを行うメリットとは?
まずは、ブルーレーザーについて簡単にご説明したいと思います。
簡単に説明するとブルーレーザーは、「短い波長によって反射が乱れにくく、光沢面でも正確に表面を読み取れる」ため、光沢のある素材にも強いというものです。
そのため、他の光源に比べて光沢のあるワークをスキャンする際にキレイにスキャンができます。
今回は実際に、様々な光沢のあるワークをスキャンしてスプレーによる表面処理なしで
どれくらいスキャンできるのか試してみたいと思います。
様々な光沢のワークをスキャン
ブルーレーザーでスキャンを行う場合、ターゲットマーカが必ず必要になります。
今回は2種類の光沢のワークをスキャンしてみます。
①金属(アルミ)

まずは金属の光沢はあるものの比較的光沢が弱いモデルをスキャンしました。
その結果、
モデルの全体をキレイにスキャンすることができました。

②金属(光沢が強い)
次はより光沢の強いワークをスキャンしてみます。

結果は…

このような光沢が強いワークでもキレイにスキャンすることができました。
ブルーレーザーを使うことで、光沢のあるワークも表面処理することなくスキャンできるのは非常に大きいメリットだと思います。
他にもこんなものもスキャンしてほしいなどのご要望等がありましたら、
ぜひ下記のコメント欄からご連絡ください!
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