手作業によるNCプログラム作成から脱却し
作業時間の大幅短縮と標準化を実現

ユーザー様の情報

業種: 製造業
会社案内:

光金属精工株式会社様は、大阪市東成区を拠点に、産業機器部品や自動車電装部品を中心とした精密金属加工を行われている企業です。長年の経験で培った技術と品質管理を強みに、試作から量産まで幅広い加工ニーズに対応されています。

同社は「ものづくりができる商社」として、お客様の要望に合わせた柔軟な対応を重視し、品質・コスト・納期のバランスを追求した製品づくりを実践。お客様のイメージを正確に製品へ反映することを大切にし、信頼されるパートナーとして多くの企業に選ばれています。

今回は製造部主任の有田直氏にお話を伺いました。

光金属精工様インタビュー01

導入製品

  • BobCAD-CAM
  • Mill Turn

Point

導入のポイント

  • ポイント1

    手打ちによる非効率なNCプログラム作成を改善

  • ポイント2

    曖昧だった記述ルールを整理し、誰でも理解できる形に標準化

  • ポイント3

    複合加工機に対応できるプログラム作成環境を構築

導入の背景:手打ちNCプログラムの限界を解消する必要があった

-以前はどういう課題があったのでしょうか?


これまで、NCプログラムをすべて手打ちで作成しており、作業は個人の経験や勘に依存していました。図面から加工工程を作成するだけでも2~3時間を要し、プログラム作成全体に多くの時間がかかっていました。

また、記述ルールが統一されていなかったためプログラム内容が曖昧になりやすく、担当者ごとにばらつきが発生していました。その結果、ミスが起きた際にも原因箇所の特定が難しく、修正に時間を要するなど、生産性と品質の両面で課題を抱えていました。

-どのような経緯で導入されたのでしょうか。


こうした状況の中、複合旋盤の導入を検討したことが大きな転機となりました。従来の手打ちによるプログラム作成では対応が難しいと判断し、CAD/CAMの導入を検討。複雑化する加工に対して、より効率的かつ正確なプログラム作成環境の必要性が高まったことが背景にあります。

設備はシステムクリエイトから購入を検討しており、その過程で複合加工に対応できるCAMとして BobCAD-CAM を紹介いただきました。

ちょうどモノづくり補助金を活用できるタイミングでもあり、設備投資とCAM導入を同時に進められる環境が整ったことが大きな後押しとなりました。加えて、BobCAD-CAMは複合加工に対応しながらも導入コストを抑えられる点が魅力で、コストパフォーマンスの良さも採用を決める上での重要な要素となりました。

デモンストレーションや見積もり、補助金申請などを経て約1年をかけて検討を進め、最終的に複合旋盤に対応したCAMソフトとしてBobCAD-CAMの採用を決定しました。

光金属精工様インタビュー03

-導入によって、どのような業務が改善されたのでしょうか。


BobCAD-CAMCの導入により、NCプログラム作成にかかる時間は従来の約3時間から約1時間へと大幅に短縮されました。これまで曖昧だった記述形式が明確になり、作成方法の統一が進んだことで、担当者によるばらつきも減少。加工パスを可視化できるようになったことで段取りがスムーズになり、作業全体の効率向上にもつながりました。

また、導入時には古い手書き図面のCAD化に苦労しましたが、その取り組みをきっかけにCAD・CAMの活用が広がり、現場からの依頼も以前より多く寄せられるようになりました。複雑な加工にも高精度で対応できるようになり、顧客からの評価向上にもつながっています。

今後は外注している加工の内製化を進めるとともに、マシニングセンタでの活用拡大など、CAD・CAMを軸とした加工体制をさらに強化し、より高度な加工への展開を目指していく方針です。

光金属精工様インタビュー02