Composerシリーズ

カーボン(繊維強化複合材料)を使用できる3Dプリンタ

Composerイメージ

Composerシリーズは、繊維強化複合材料を使用することができるデスクトップタイプの3Dプリンタです。
材料にカーボンやバサルト(玄武岩)の連続繊維を含有させてプリントモデルを強化でき、「高強度かつ軽量」なモデルを作成することが可能です。連続繊維を複合材料に使用することで、その特性である「異方性」を最大限に引き出すことができます。
機種は、A4(297×210×140mm)とA3(460×297×210mm)の2つのサイズ展開で、ニーズに応じてお選びいただけます。

CFC+FDMでモデルを強化
  • プリントモデルイメージ
  • ヘッド

独自技術「CFC(複合繊維共押出)」とFDM方式(熱融解積層方式)を組み合わせてモデルを作成します。モデルのベースや表面を樹脂でプリントし、繊維複合材料でその内部を補強するという仕組みです。
複合材料を使用することで機械的強度を大きく向上することができ、耐久性が求められる場面に活用できます。また、難削材とされる繊維複合材料を3Dプリントに使用することで、形状を自由に表現することが可能になります。


>> CFC+FDMの仕組みについてはこちら

独自のプリント技術「CFC」
  • CFCの仕組み
  • CFCの材料

CFC(Composite Fiber Coextrusion)は、繊維材料(強化材)と、それをモデルと一体化させるための樹脂材料(マトリックス材)を別々に供給し、3Dプリンタ本体内部で材料を複合化する独自の技術です。
まず、2つのフィーダによって材料がそれぞれエクストルーダ内部へと送り出されます。その際、繊維材料はエクストルーダに内蔵されたカッタによって切断され、積層位置に応じて適切な量が供給されます。
その後、エクストルーダに搭載されたチャンバで樹脂材料を溶融し、繊維材料をコーティングするようにして1つのノズルから複合材料として押し出します。

連続繊維複合材料の異方性を活かすインフィル設定が可能

  • インフィル(ラティス形状の場合)
  • インフィルパターン

複合材料のインフィル密度や補強部の構造を設定することができます。CFCの採用により、複合材料もラティス形状にすることができるため、強度向上と軽量化を両立させることが可能です。
インフィルパターンは4種が用意されており、ラティス形状のものは角度を調整することも可能。モデルにかかる負荷や条件に応じて適したものを選択できます。

【使用可能なインフィル構造】
・ソリッド(塗りつぶし)
・ロンビックグリッド(ひし形グリッド)
・アイソグリッド(正三角形グリッド)
・アニソグリッド(異方性グリッド)

>> インフィルの積層の仕組みについてはこちら

様々な樹脂を使用できる

  • 純正品PAを使用したサンプル
  • PETGを使用したサンプル

モデルのベース部分(FDM)および複合材料のマトリックス材(CFC)には、結合度が最適化された純正品のPA(ナイロン)のほか、ABSやPLAをはじめとするメーカー各社の樹脂フィラメントを使用することができます。モデル表面の仕上がりや特性などに応じて樹脂を任意に選択することが可能です。