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超高速を実現する次世代の光造形機

Form 4


超高速で叶える、工業グレードの品質

Form 4は、最高速度100mm/hを誇る造形速度、30%拡大した最大造形サイズ、高機能材料の追加、ワークフローのアップデートにより、Form 4はこれまでで最もパワフルな工業品質3Dプリンタとなりました。製品開発の試作・検証プロセスの高速化はもちろん、治具の作成など、あらゆる用途で新たな可能性を切り開きます。

光造形機の常識を覆す高速造形

Form 4 では、独自技術「LFD」の採用によって、最大造形速度100mm/hというformlabs史上、最速の造形速度で高品質な造形を実現します。
レイヤー単位で硬化させることができるため、モデルのサイズや数量など、ビルドプラットフォーム造形面の使用率によって造形速度が変動せず、一度に複数のモデルをプリントしても造形時間が長引くことはありません。製品開発工程に革新をもたらす一台です。

※使用する材料や造形条件によって造形速度は異なります。

誰もが驚くこの表現力

最新の光造形システム「LFD」の搭載により、XY軸解像度50µmという高精細・精密な3Dプリントを実現しています。
摩擦が生じることなくスムーズに機能する複数部品構成のアセンブリや、作業手順にシームレスに組み込むことができる治具などを射出成形品に匹敵する精度で造形できます。


かつてないスピードと精度・信頼性で3Dプリントを再定義

Form 4は、長年にわたる技術革新で培ってきた画期的なハードウェア、ソフトウェア、材料科学に支えられた、SLA光造形3Dプリントの次の革命を象徴する存在です。かつてない造形速度を実現しながら、寸法精度や表面品質を一才妥協することなく、あらゆる材料で高速・高品質な造形を実現します。


『高品質・高速造形』を叶える次世代技術

独自の造形方式「Low Force Display™」テクノロジ

Form 4に搭載されている次世代Low Force Display™(LFD)プリント技術は、Formlabs社独自の最新技術です。従来機種と異なりレーザーを使用せず、光源からの紫外線をLCDスクリーンによって選択的にマスクするMSLA方式をベースとすることで、さらなる精度と造形速度の向上を実現しました。

造形エリア内のどの領域にも垂直照射!

16mW/cm²の業界最高クラスの出力を誇るLEDが60個搭載されたバックライトユニットから出力された紫外線を、LPU 4(Light Processing Unit 4)にあるレンズアレイを通すことで、造形エリアのどの場所にも垂直に、かつ均一なパワーの紫外線が照射できます。これにより高い造形スピードを保ちつつも、lより細かい精度を実現することができ、全体の造形品質を向上させます。

造形中の剥離力を低減するリリーステクスチャ

Formlabs独自のマイクロテクスチャ光学フィルムで、レジンタンクとLPUの間に空気の通り道を作ることで、造形中の剥離力を低減します。フィルムはLPUの表面に装着された状態になっており、このフィルムによって剥離力を大幅低減することで、表面品質や繊細なディテール、精度、信頼性を犠牲にすることなく超高速造形を実現しました。


使いやすさへのこだわり

Formlabs製品はすべて、効率を最大限に高め、プリント失敗の確率を
できるだけ減らすべく設計されています。
Formシリーズの発表当時から変わらない
誰もがアクセスしやすい3Dプリント環境を実現します。

01レジン自動供給システム

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レジン自動供給システムにより、手作業での充填作業が不要になります。使用するレジンの粘性にもよりますが、新設計のバルブでこれまでより流量が増え、全機種と比較して5~10倍も速く材料を充填できるようになりました。
また、プリンタに装着後はカートリッジのロードセル(荷重センサ)がカートリッジ内のレジン量を計測し、残量を明確に表示するため、レジン管理がしやすいのも特徴です。

02モデルを簡単に取り外せるビルドプラットフォーム

02

特許取得済のクイックリリーステクノロジー(Quick Release Technology)を搭載した「Build Platform Flex」を利用すれば、特段のツールを使うことなく造形物を数秒で素早く簡単に取り外すことができます。造形物を損傷するリスクを最小化し、ワークフローをより効率化することができます。
造形面には長期間の使用にも耐えられ傷の付きにくいステンレス製を採用しておりサポート材を使わず造形面に直接プリントできることで、材料コストや後処理にかかる時間も削減できます。

03造形後の洗浄も自動で

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取り外した造形品はForm4と同時に発表された第2世代Form Washによって自動洗浄します。
溶剤の攪拌機能が向上したことで、造形品をより速く、より徹底的に洗浄可能になりました。

Formlabs Form3の様々レジンのな造形サンプル

04容易に交換・適時に運用!豊富な機能性材料

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Form4 は、目的や用途に合わせて使い分けられるよう、数十種類もの材料が用意されています。
一般的にレジンの粘度や物性によってレーザ照射時間やレジンの温度・最適な湿度などが異なるため、細かな設定が必要になってきます。
Form4ではレジンカートリッジとレジンタンクを装填するだけで、装着されたICチップからプリントに最適な設定を機械が自動で行います。
材料交換によるクリーニングも不要なので、豊富な材料を必要な時に必要な分だけ効率的に運用することができます。

05ワンクリック でプリント設定が完了する専用スライサ PreForm

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PreFormの各種メニューはシンプルに構成されており、難しい操作はありません。ワンクリックプリント機能を用いることで、プリントに必要な設定を自動で完了させられるため、初心者の方も安心してプリントしていただけます。
サポートの不足箇所など、エラーの可能性を色分け表示する機能も付いており、事前にそれらを対処したプリントデータの作成が可能です。

06安定した造形を実現するインテリジェント制御システム

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Form4では、下記のチャンバ内に新たに追加されたカメラと6つのセンサによって造形を徹底して監視し、安定した造形プロセスを実現しています。
〇造形中の様子を確認できる庫内カメラ
〇レジンタンク内の容量を計測するレジンレベルセンサ
〇材料や形状などに応じて造形速度と品質のバランスを最適化する荷重センサ
〇造形中のレジン温度を監視するレジン温度センサ
〇タンク内の残留物を検知して造形失敗リスクを低減する残留物検出センサ
〇Form4本体の水平を保ちレジンの計測と供給をアシストするレベリングセンサ


20種類以上から選べる豊富な機能性材料

Form 4は、品質と特性のバランスに優れたスタンダードレジンをはじめとして、目的や用途に合わせて様々な特性を持つレジンが利用可能です。
また、機能が大きく向上したレジン自動供給機能と予熱機能により、粘性の高い材料や高充填材料など、これまで取り扱いが難しかった材料もFormlabsプリンタでご利用いただけるようになります。

Form 4 仕様

機械仕様Form 4
造形方式LFD(Low Force Display)
最大造形サイズ200×125×210 mm
XY解像度50 μm
積層ピッチ25 ~ 300 μm
本体サイズ398×367×554 mm
本体重量18.3 kg
レジンカートリッジ数1
稼働温度材料の種類に応じてレジンを25〜45°Cまで自動加熱(庫内全体)
消費電力100-240V, 4.8 A, 480 W
データ転送Wi-Fi, イーサネット, USB
プリンタ制御タッチスクリーン
システム要件Windows 8(64ビット)以上
Mac OS X 10.12以上
Open GL 2.1
メモリ 4GB以上
対応ファイル形式.stl / .obj / .form


カタログ

Catalog

超高速で叶える
工業グレードの品質

Form 4

光造形3Dプリンタ

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NEWS 2024.04.18 Formlabs光造形方式プリンタ「Form 4」リリース