アルミなどの軽金属切削でも安心の切削能力

Mill-Key Pro 5040は、アルミや真鍮などの軽金属を始めとした、様々な材料を加工することができます。
小型機でありながら、テーパ20T、最大回転数12,000min-1、最大出力1200Wの主軸を採用しており、部品加工や治具の作成など幅広い加工で活躍します。

優れた駆動を実現するエンコーダ付きステッピングモータ

Mill-Key Pro5040は、すべての駆動にエンコーダ付きステッピングモータを採用しています。
モータの回転位置をエンコーダによって検出し、モータドライバへフィードバックします。フィードバックされた値と命令した値との差が指定した偏差以内になるように動作します。これにより位置決め精度が向上します。
負荷のかかる加工であっても、モータの脱調の心配がありません。

加工精度を向上させる優れた部品構成

Mill-Key Pro5040は駆動部にボールねじ、その案内にリニアガイドを採用しています。
ボールねじとリニアガイドを組み合わせることで繰り返し位置決め精度±0.02mmの優れた精度、振動のない滑らかな駆動を実現しました。
また、摺動部に切粉やオイルミストが入りこまないよう蛇腹カバーによって保護し、切粉による摺動部の劣化を防ぎます。

連続加工を実現するATCユニット

オプションのATCユニットは、最大4本の工具をストックすることができます。
切削加工は1つの工具だけでは完結しないため、形状や工程ごとに工具を変える必要があります。
ATCユニットによって、加工の形状に合わせて自動で工具交換が行われ、連続して加工ができるようになります。
人の手による工具交換が必要なくなることで、常にオペレータが待機する必要がありません。