
陽江技師学院、Yornew製小型5軸CNCで機械系実習の効率化と複数グループ同時実習を実現
広東省西部の職業教育を牽引する陽江技師学院(Yangjiang Technician College)は、製造業のデジタル変革ニーズに対応するため、先進的な設備を用いた技術教育に力を入れています。
同校では機械系の実習において、Yornew製の小型5軸フライス盤(MX220)を導入し、複数グループによる同時実習を実現。従来の教育現場で課題となっていた実習設備の不足や操作機会の限られ方を大幅に改善し、実践的なコアスキルの習得と指導効率の最大化を推進しています。
導入前の課題:従来の実習環境におけるボトルネック
従来の機械工学教育では、高価格かつ大型のCNC装置に頼らざるを得ず、導入台数が限られることでグループ実習に大きな制約が生じていました。
- 実習機材の不足と待ち時間:従来は基本的な旋盤やフライス盤が数台程度しかなく、5軸加工機の導入も困難であったため、学生は時間枠ごとに交代で実習を行う必要があった。
- 実践機会・操作時間の短縮:各グループが十分に実機を操作できる期間が限られており(1〜2週間程度)、技術習得や習熟度の向上に限界があった。
- 最新技術への対応遅れ:産業界で急速に需要が高まる多軸(5軸)加工技術の実習環境を、限られた設備予算や設置スペースで整えることが難しかった。

解決策:Yornew MX220 小型5軸CNCマシニングセンタ
陽江技師学院は、省スペース・高精度・操作性に優れた「Yornew MX220 小型5軸CNCマシニングセンタ」を選択・導入しました。
省スペース&コンパクト設計
本体寸法930×650×920mmのコンパクトサイズ。限られた実習室のスペースに複数台を設置でき、多人数・同時グループ実習を可能にします。
高精度な5軸同時制御と機構
位置決め精度0.02mm、繰返し精度0.01mmを実現。B軸・C軸の5軸テーブルとATC(6本自動工具交換)オプションに対応し、本格的な多軸加工に対応します。
扱いやすい教育向けシステム
KY1000MC CNCコントローラや5軸MPG手動パルス発生器を採用。初心者でも扱いやすく、安全かつ効率的にCNC操作とプログラミングを学べます。
【運用状況】
小型・高精度な本機の特性を活かし、複数の実習グループが同時に5軸加工機を操作できる環境を確立。学生一人ひとりが十分な実機操作時間を確保できるようになり、基礎的な機械加工から高度な多軸制御技術まで、着実なスキル定着を実現しています。
導入成果と教育効果
1. 複数グループの同時実習による教育効率の飛躍的向上
省スペースで設置可能な小型5軸機を導入したことで、クラス内で複数グループが並行して実習を行えるようになり、時間待ちや効率低下が解消されました。
2. 学生一人あたりの「実機操作時間」を十分に確保
実機に触れる時間が大幅に増加したことで、プログラミングや原点出し、加工手順の習熟度が向上し、基礎から応用技術まで確実に身につけられる環境が整いました。
3. 産業界のニーズに即した高スキル人材の育成
デジタル変革が進む現代の製造業において需要の高い「5軸加工技術」の実践的なスキルを在学中に習得でき、即戦力となる技術者の輩出に貢献しています。
まとめ・今後の展望
陽江技師学院での事例のように、教育・技術訓練分野における小型CNC加工機の導入は、実習品質の向上に大きく寄与します。今後も最先端の教育設備を通じて、高度なものづくり人材の育成を強力にサポートしてまいります。