ユーザー目線の製品開発

ラピッドプロトタイピングのサービスビューローとして1996年に設立されたDuch Groupは、最高品質の試作品を提供するために、様々な努力と工夫、改善を重ねてきました。
使用する機器についても同様です。低コストで使いやすく品質の高い機器をリサーチしていましたが、全ての条件を満たす機器はなかなか見つかりません。求める装置が市場に無いのであれば造ってしまおうと、2014年にProtoFabプロジェクトを立ち上げ、3Dプリンタの開発･製造を手掛けるようになりました。
だからこそ、ProtoFabが提供する3Dプリンタの基本コンセプトは「ユーザー目線の製品」なのです

ソフトウェアから材料までも自社研究室で開発

3Dプリンタ装置の開発だけでは理想の生産環境は整いません。生産効率、歩留まり、オペレータ、そして、クライアントが求める材料特性など、すべてが関連してきます。
ProtoFabは、より正確に、より速く、より容易に運用することができる環境を構築するために、装置を制御するソフトウェアから市場のニーズにマッチする材料の開発まで、世界各国の著名な研究機関と緊密な協力を通じて独自開発を行っています。

世界各国、多様な分野で活躍

革新的技術である「DLC：Dynamic Laser Control（レーザー可変制御）」システムの開発・実装により、ProtoFab SLA 3Dプリンタは造形速度・造形品質を飛躍的に向上させることに成功しました。
これにより、世界中のユーザーに選んでいただけることとなり、いまでは20以上の国と地域で、4,000台を超えるProtoFab SLA 3Dプリンタが自動車、航空宇宙、工業デザイン、家電、建築、ジュエリー、そして、医療などの様々な分野で活躍しています。