MDX50

ニーズに合わせた講習で技術を習得

ローランドD.G社製の「MDX-50」を活用した加工スクールを開催しています。
概要説明や加工前の準備・付属CAMソフト「SRP-Player」でのツールパス作成など基礎的な内容から、加工時間を短縮したい、ワーク材料を持ち込んでテスト加工したいなどニーズに合わせた講習を行うことも可能です。
自社に戻ってすぐ活用可能な、加工に必要な知識やノウハウ満載の講習です。


導入検討中や切削加工初心者におすすめの講習一例

加工前の手順をご紹介

加工前に必要な準備が適切に行われていないと加工に失敗するだけでなく、機械や工具破損の原因になります。

・ワークの固定方法
・位置決め方法
・工具の取り付け方法
・工具長補正

といった加工に必要な準備の手順を詳しくご説明いたします。

たとえば...:切削工具(刃物)ってどんな種類があるの?

削れればなんでも一緒だから一本用意すればいいのでは?...そんなことはありません!工具は形や太さによって得意な加工が変わります。
工具の特徴を理解したうえで加工設定を行うと、加工の時間短縮だけでなく工具寿命を伸ばせるため、コストダウンにつながります。


すぐに使える!加工設定ノウハウ

SRP-Player を使いこなすメリットは?

上記モデルを「SRP-Player」の通常設定で加工すると、110分かかってしまいますが、講習でご紹介する加工設定ノウハウを使用すると、約半分の時間で加工可能です!
加工スクールでは、効率的なツールパス作成のためのノウハウを、修正テープカバーを例にご紹介いたします。

講習内容の一部をご紹介:加工設定の基礎知識

仕上げ加工の際、設定項目の意味を理解したうえで、モデルに合った加工設定をすることで短時間での加工が可能です。
以下の設定の意味や効率的な使い分け方法の詳細は講習でご説明いたします!

▼ 1. 走査線・等高線

X/Y方向のピッチ(間隔)が一定なツールパスを走査線、Z方向のピッチが一定なものを等高線と呼んでいます。

▼ 2. 切削方向・・・アップカット/ダウンカット

工具と材料を上方から見た(俯瞰した)とき、工具の進行方向に対して右側からの加工をアップカットと言い、反対に、工具の進行方向に対して左側から加工することをダウンカットと呼びます。

基礎講習カリキュラム一例

 

13:00~17:00MDX-50概要説明
加工前準備
・・・ワークの固定方法・位置決め方法・工具の取り付け方法・工具長補正
SRP-Playerを使用したツールパス作成
アップカット/ダウンカット
等高線/走査線の使い分け
スキャロップの残り方
複数領域と深さの設定
SRP-Playerで見落としがちな設定とその解決策
両面加工のノウハウ
質疑応答

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