今回は3Dスキャンと検査を同時にこなせる、「Handy SCAN EVO」を使って、
実際の検査プログラム作成を行っていきます!

検査ポイントを押さえておくだけで、スキャン作業中に自動で幾何公差まで判定でき、
レポートも自動発行可能です

まずはCADの読込み

検査したいワークの設計データを読み込み、そのモデルに対して検査ポイントを登録していきます。

最初にカラーマップの範囲を設定
緑で表示される許容値の範囲は、
±0.05mm、カラー表示の上限は±2.000mmに設定しました。

基準要素と幾何公差を設定

幾何公差って?

幾何公差は、図面上で部品の「形状」「姿勢」「位置」「揺れ」を明確に定義するための国際的なルールです。機械加工の現場や3Dスキャンによる検査においては、単なる寸法(長さや直径)だけでは製品の機能や品質を保証できないケースが多いため、幾何公差が不可欠になります。
幾何公差の「値」を決定する際、計算式だけで完結するものは稀です。基本的には、部品の機能要件から逆算し、加工設備の精度や測定の再現性を考慮して設定します。

CADデータ上で、幾何公差の基準(データム)となる基準面や円をクリックして登録します。
目的の検査箇所の要素を選ぶと幾何公差の候補が出てくるので選択し、
必要なデータムの組み合わせを登録して完了です。


今回はこの3つの幾何公差を検査ポイントとして設定します。

それぞれの幾何公差に対するデータムの組み合わせを登録したら…

ワークに対する検査ポイントと内容が設定されました!!

まとめ

どの要素にどの幾何公差を求めるか設定するだけで簡単に作成ができました。
これをフォーマットとしてデータ保存すれば、あとはスキャンするだけで
自動で合否判定・可視化(カラーマップ)され、何個でも繰り返し検査が可能です。


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