万全の見積りをスピーディーに

点数の多いアセンブリでも、必要なパーツをツリーや検索機能ですぐに抽出することが可能です。各パーツや面、点などをクリックし見られるプロパティ情報では、それぞれに応じた体積・表面積・重心などが表示され、材料を選ぶだけで質量まで算出することができます。押さえるべき製造情報や注釈も、コメントやリンクファイルから確認することができ、精度の高さを求められる状況下でも確実に情報を得ることが可能です。後々加工現場でフォローが発生したり、利益損失が出たりすることを未然に防ぐことができます。

簡単、すばやく、寸法確認ができる

3Dモデルを表示し、計測種別を指定、要素を選ぶだけですばやく寸法を確認することができます。2D図面では確認しにくい細かい部分や、曲面による厚みの変化、エッジがない面の外形寸法なども自由な視点から簡単に確認することができます。
また、加工過程で確認した寸法や製造指示の追記、検査時の実測値などは3Dデータ上に記載できるため、設計部署へフィードバックしノウハウとして残すことが可能です。設計から加工まで一連の流れで発生する要件を3Dデータ上で一元管理し、情報を共有できるようになります。

加工の検討・効率化ができる

設計者に限らず様々な部署で3Dデータを直接検討・分析できるようになるため、効率的な生産方法や加工段取りを検討することが可能です。一目で確認しやすい色分け表示機能を利用し、勾配・アンダーカットから3Dデータが実際の製造に適したデータであるのかを検討したり、同一面高さ・穴情報・設計変更箇所などを確認して加工の段取りや工程を組んだりすることが可能です。
また、加工の現場においても3Dデータを手軽に見れるため、視野や視点の切替えを行うことで判断に迷う細部や組付け方向をその場で確認、ミスなくスムーズに加工を行うことが可能になります。

3Dモデルから簡単に2D図面を作成

3Dデータに作成した寸法や製造指示などのコメントも含め簡単に図面（各面図、断面図）化することができます。コメント・寸法情報を反映したり、番線対応、アセンブリの一括図面化など様々な機能を利用することができます。3Dモデルのエッジがない部分や スプライン等を近似直線・円弧として線描画することができ、寸法を記入することも可能です。2D図面しか扱っていない外注先への発注や加工指示書の作成、交差の情報を一度に必要とする製品検査などに便利です。