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もっと速く、もっと美しく
粉末造形の後処理自動化システム

Fuse Blast

Formlabsの 粉末焼結3DプリンタFuse1+30W 周辺機器 FuseBlast


わずか15分、パウダーを除去し美しい表面仕上げを実現

未焼結パウダーごと回転バスケットへ!

粉末焼結(SLS)方式の3Dプリント工程において造形後の表面処理は欠かせない工程です。しかし、その表面品質の仕上がりはオペレーターの練度により左右される作業でした。
Fuse Blastは、パウダー除去から表面仕上げまでを完全自動化する、ブラスト/研磨処理システムです。
周りに未焼結パウダーに覆われた状態の粉末造形モデルを回転バスケットに投入しスタート。
知識やノウハウは要りません。わずか15分程度で滑らかで美しい表面を実現し、時間とコストを大幅に削減することができます。


ブラストとポリッシングに柔軟に対応

ザラつきの無い均一な表面『ブラスト仕上げ』

Fuse Blastを標準仕様で利用する場合は、造形モデルにブラストメディアを吹き付けることで造形品の表面に付着した半焼結パウダーを効率的に除去することができます。
均一に吹かれるブラストにより、粉末造形モデル特有の表面のザラつき感が無くなり、材料が持つ本来の深く濃い色合いに仕上げられます。

半光沢の滑らか表面『ポリッシング仕上げ』

オプションのアドオンモジュール Polishing Module System を取り付けることで、ポリッシング(研磨処理)を行うことができます。
ポリッシング専用のメディアと溶剤により、表面に付着した半焼結パウダーを効率的に除去しつつ表面の微細な凹凸を平滑化します。ベーパースムージング(溶剤噴霧)のように薬品で表面を溶かす処理法ではないのでディテールがぼやけにくいのも特徴です。より滑らかで半光沢のあるモデル表面は、そのまま塗装することさえ可能な表面品質に仕上げる事ができます。


ノウハウや知識は一切不要、誰でも高品質表面仕上げ

ハンズフリーで後処理を自動化

ビルドチャンバーいっぱいの造形モデルも、回転バスケットに投入し僅か15分、自動化された100%ハンズフリーの処理で表面を仕上げる事ができます。これまで手作業を行っていたブラシによるパウダー除去や一つ一つの部品に手作業で行っていたブラスト処理と比べ、圧倒的な時間短縮と標準化された高品質を実現することができます。

繊細なディテールには手動・手持ちモードで対応

作業モードは『自動』『手動』『手持ち』の三種類から選ぶことができます。
形状的に奥まった箇所や狭い溝、細い穴形状などの領域、また、バスケット内での回転で破損する恐れのある細かい形状やディテールを持つモデルは、『手動モード』もしくは『手持ちモード』により繊細なブラスト処理をこなうことができます。

パウダーの再付着を防ぐイオナイザーを内蔵

Fuse Blastにはマイナスイオン発生装置『イオナイザー』が内蔵されています。ブラスト処理が行われた後、『リンスモード』が実行されます。このイオナイザーから放出されるマイナスイオンが造形モデルに吹き付けられることにより、静電気が除去されパウダーが再付着するのを防ぎます。Fuse Blastから取り出した造形モデルが一切粉っぽさが無いのはこのためです。同時に、マイナスイオンエアーはFuse Blastの作業キャビネット内にも放出されるため、粉塵が飛散しないクリーンな環境を維持することができます。

Formlabsの 粉末焼結3DプリンタFuse1+30W 周辺機器 FuseBlast

ブラストメディアを長寿命化

Fuse Blastに装備されたパッシブフィルタにより、高いブラスト効果を維持した状態でメディアの利用を続けることができます。パウダーが混入したメディアはサイクロンフィルターなどを経由し分離され、品質を維持しているメディアのみが循環し利用されるようになります。そのため、パウダーを完全除去しておくなどの時間と労力のかかる事前処理は不要となり、トータル作業時間の削減に貢献することができます。また、不純物混入によるメディアの廃棄や新品メディアの補充回数の削減により、コストダウンを図ることができます。

Fuse BlastをPolisherにアップグレード

Fuse Blastのビルドオンオプションモジュール『Polishing System』の取り付け・取り外しはとても簡単。僅か数分の作業でブラスター機能とポリッシャー機能を切り替えることができます。


後処理工程を80%削減

ブラスト処理を行うたびに不純物(パウダー)が混入するため性能劣化が起こるブラストメディア。劣化が進むと新品メディアを補充するか丸ごと新品に入替えなければなりません。そのため、完全なデパウダー処理を行ってからブラストを行うという作業手順が主流でした。
Fuse Blastはパウダーとブラストメディアを分離し、メディアのみを再利用することができます。これにより、未焼結パウダーを軽く取り除く程度の状態でブラスト処理を行うことができるため、後処理工程を約80%程度削減することができます。

Fuse Blast 機械仕様

機械仕様Fuse Blast
対応プリンタFuseシリーズSLS 3Dプリンター
樹脂パウダーベッドフージョン3Dプリンタ ※Formlabs製品以外にも対応
本体サイズ1,000 × 750 × 1,750 mm
(ハッチオープン時:1,950 mm)
キャビネット内サイズ710 × 550 × 670 mm
(バスケット内径:φ450mm※着脱可)
本体重量164 kg
(メディア重量を含まず)
メディア用ホッパー容量8.3 ㍑
(粒径200~300μmのガラスビーズ約13kg/ポリッシングメディア約5.2kg)
廃棄用ホッパー容量10.6 ㍑
換気システム交換可能なHEPAフィルターを備えた負圧フード独立換気システム
推奨設置温度10~36 ℃
推奨設置スペース1,450 × 1,500 × 2,100 mm
使用電源120VAC、6A
(100V電源からの昇圧を推奨、専用回路は不要)
推奨コンプレッサ要件620.528KPa(90 PSI)での流量0.283㎥/分(10 SCFM)以上
入力圧は620.528~827.371KPa間での制御を推奨
通常は4馬力(2.98kW)のコンプレッサーで対応可能
装置操作インタラクティブタッチスクリーン、手動操作用フットペダル
接続環境WiFi(2.4GHz)/イーサーネット(1,000Mbit)/USB2.0
騒音レベル75dB(A)未満

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