3Dプリンタの進化と変革を象徴するマシン

最新の技術で3Dプリンタの視野を広げる

時代の進行とともに3Dプリント技術も日々進化を続け、様々な造形方式が開発されています。それに伴い、3Dプリンタで使用できる材料も数多く登場しました。しかし、3Dプリンタ1台につき1つの造形方式というのがセオリーとなっており、いくら材料があっても、造形方式が異なると活用できません。
Lynxterはこのような3Dプリンタのジレンマに挑戦し、これまでにないモジュール方式の3Dプリンタを開発しました。特に、最新の造形方式である「液体積層造形方式(LAM)」は、これまで使用できなかった材料を活用できるため、業界に革新をもたらしました。
創業から掲げる「情熱」「創造性」「革新性」「卓越性」の指針を基に開発したLynxter独自の製品によって産業分野、研究・開発などのプロセスの革命を実現します。


液体積層造形方式(LAM)とは

液体積層造形方式(LAM)は、近年登場した3Dプリント技術の一つであり、液体材料を層状に積み重ねて造形する手法です。この方式では、2液または1液性の樹脂がノズルから吐出され、化学的な架橋反応によって硬化します。この特性により、液体を積層して立体モデルを構築することが可能です。


3Dプリンタの常識を変える

独創的な技術が実現した液体造形

液体積層を可能にしたLynxter最大の特徴であるプリントヘッドは、柔軟な発想力と優れた開発力によって実現しました。
1液タイプの材料が使用できるLIQ11ヘッドと2液タイプの材料が使用できるLIQ21の2つのプリントヘッドが用意されています。2種類の液体造形用プリントヘッドを開発したことで、液体シリコーンやPU(ポリウレタン)、シリコーン専用サポート材など、これまで活用出来なかった材料を使った造形が可能になります。

3つの造形方式をこの一台で

Lynxterはプリントヘッドを簡単に着脱できるように設計されており、プリントヘッドを交換することで造形方式を切り替えることが可能な3Dプリンタです。
LAM/FDM/ペーストの3つの造形方式を使い分けることで1つの造形方式に縛られず、様々な材料を活用したモデルが作成できるようになります。

材料へのこだわり

Lynxterが築き上げてきた経験やノウハウを活かして高性能かつ扱いやすい優れた材料を独自に開発。自社マシンに最適な材料を開発することで、液体を造形する革新的な技術を支えています。
材料開発は現在も積極的に進められており、今後も新たな材料が続々と登場予定です。


製品ラインアップ

S600D

WorkA

モジュール方式

対応材料 : )
液体(LIQ11/LIQ21)
熱可塑性フィラメント(FIL11/FIL21/FIL33)
ペースト(PAS11)

S300X

WorkB

液体積層造形方式(LAM)

対応材料 : )
液体(LIQ11/LIQ21)



新世代の3Dプリンタ「Lynxterシリーズ」

Lynxterは2016年に設立された新進気鋭の3Dプリンタメーカーです。
フランス 南西部 バスク地方 バイヨンヌに拠点を置き、情熱をもって製品の研究開発、デザイン・製造を行っています。
同社は革新的な付加製造(AM)技術によって製品の設計、製造などの課題を解決することを使命としています。
これまでにない優れた3Dプリンタによって製造・研究開発・ヘルスケアなどあらゆる分野で、製造プロセスの革新に貢献しています。


シリーズ一覧