3つのレーザーモードを搭載するエントリー3Dスキャナ
■ブルーレーザー2モード+NIRモード
Creality RaptorProは、エントリークラスの装置でありながらも、クラスを超えるスキャニングを行えるハンドヘルドタイプの3Dスキャナです。
わずか405gの小さなボディに、ブルーレーザー(22本クロス&7本並列)とNIR(近赤外)構造化光を搭載し、様々なオブジェクトを手軽に3Dデータ化することができます。

397 x 290mmの広範囲をスキャン

狙った領域をより詳細にスキャン

ディテール・テクスチャを効率よくスキャン
Creality RaptorProは445nmの短波長ブルーレーザーを搭載することで、様々な環境下でもノイズを抑えた3Dデータを取得可能です。22本クロスモードと、7本並列モードをシームレスに切り替えることで、品質と作業効率を両立することができます。 ■ブルーレーザー22本クロスモード RaptorProのブルーレーザー22本クロスモードは、並列する11本のブルーレーザーを縦横にクロスさせ、22本のレーザーラインを投影します。広い範囲を効率よくスキャニングすることを目的としたモードです。 ■ブルーレーザー7本並列モード ブルーレーザー7本並列モードは、0.1mmの細いレーザーラインを7本並列で投影することで、狭い領域をより詳細にスキャニングする際に有効なモードです。 ■濃色系ワークや金属ワークにも対応 黒色を含む濃色系ワークや金属光沢のあるワークにも対応しています。光の拡散や吸収が起こりにくいブルーレーザーだからこそ、スプレーなどの前処理をすることなくスキャンすることもできます。 Creality RaptorProが「ハイブリッドレーザー」と呼ばれる所以は、もう一つのレーザーである近赤外(NIR)構造化光モードを搭載している点にあります。このモードは、色味や形状の変化が豊かな対象物ほどスキャンの安定性が向上し、スムーズなスキャンを実現します。 ■近赤外(NIR:Near Infrared)構造化光モード 近赤外(NIR)構造化光モードは、850nmの不可視光と広範囲に投影されるパターン光を使用し、対象物の表面形状を認識するスキャン方式です。投影パターンの歪みを解析することで、対象や条件によってはマーカーを使用せずにスキャンすることもできます。 ■人体スキャンのための専用アルゴリズムを搭載 近赤外(NIR)構造化光モードでのみ使用できる人物スキャン専用のモード「ボディ&フェイスモード」は、人体や顔のスキャンを実現します。スキャン時は、通常の白いLEDライティングを一時停止し、目に優しいNIR(近赤外)レーザーを使用。これにより、被写体への眩しさを防ぎながら、独自の顔認識アルゴリズムが髪の毛のような細部までデータ化します。約2分で人物一人分のスキャンが完了するため、スムーズな撮影が可能です。 ■屋外でもスムーズにスキャン Creality RaptorProは、屋外でのスキャンにも対応します。高速シャッターと高ダイナミックレンジセンサー、独自の外光補正アルゴリズムを搭載しており、自動露出機能で環境光の影響を最小限に抑えます。加えて、太陽光に強くノイズの少ないブルーレーザーとの相乗効果で、環境の影響を受けにくいスキャニングを行えます。 ■230万画素&24ビットフルカラー 焦点深度の深いφ20mmレンズをはじめ、9枚のレンズで構成された230万画素の3D画像処理カメラを搭載。温度管理アルゴリズムとの組み合わせにより、安定したスキャンを実現します。さらに、独立した高解像度RGBカメラを搭載することで、すべてのスキャンモードで24ビットフルカラーのスキャンが可能です。 ■誰でもすぐに簡単スキャン RaptorProは、簡単に操作できるように設計されています。本体の手元にあるボタンで、スキャン開始/停止、照明、シャッタースピード、ズームなどの操作をコントロールできます。また、被写体との距離は、インジケーターの色でリアルタイムにフィードバックされるため、感覚的にスキャンを進められます。さらに、ワンショット3Dイメージング技術と手振れ補正アルゴリズムにより、急な体勢変化や逆取りがあってもトラッキングロスを抑えます。 ■直感的なコントロール/編集ソフト Creality Scanは、優れたユーザーインターフェースと直感的な操作性を備えた、Creality 3Dスキャナ専用のソフトウェアです。スキャン作業をサポートするだけでなく、画像点群編集機能も有しています。生成されたスキャンデータは、設計ソフトウェアへワンクリックでインポート可能です。 ■ワイヤレススキャンに対応(オプション) オプションの「スキャンブリッジユニット」を使用することで、Wi-Fi接続によるワイヤレススキャンにも対応可能です。最大4時間連続使用が可能な36000mWhの大容量バッテリーを搭載し、PC画面をスマートフォンにミラーリングできるほか、PCを使わずにスマートフォン単体でスキャンを進めることも可能です。これにより、煩わしいケーブル接続から解放され、屋外でのスキャンや大型ワークのスキャンにおいて、その効果を最大限に発揮します。ワークや環境の影響を受けにくいブルーレーザー
ブルーレーザーモードは、スキャンしたい領域に応じてシームレスに切り替えることができます。複雑な形状やディテールに威力を発揮する近赤外(NIR)
いつでもどこでも気軽にスキャン
Raptor Pro 機械仕様
ブルーレーザー7列並列モード | ブルーレーザー22本クロスモード | 近赤外(NIR)構造化光モード | |
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カメラ解像度 | 1920px x 1200px | ||
最大精度 | 0.02mm | 0.075mm | |
容積精度 | 0.02mm+0.08mm/m | 0.075mm+0.1mm/m | |
スキャン速度 | 420,000頂点/秒、60fps | 660,000頂点/秒、60fps | 3,580,000頂点/秒、30fps |
最小スキャン体積 | 5mm x 5mm x 5mm | 150mm x 150mm x 150mm | |
単一スキャン範囲 | 270mm x 170mm @300mm | 270mm x 170mm @300mm 341mm x 232mm @400mm 397mm x 290mm @500mm | 630mm x 550mm @1000mm |
焦点距離 | 160~400mm | 200~550mm | 170~1000mm |
アライメントモード | マーカー | マーカー/ジオメトリ/テクスチャ | |
野外スキャン | 50,000ルクス以下 | 100,000ルクス以下 | 30,000ルクス以下 |
本体サイズ | 215mm x 50mm x 74mm | ||
本体重量 | 405g | ||
ソフト対応OS | Windows 10 / 11、macOS 11.7.7 以上 | ||
出力形式 | OBJ/STL/PLY/ASC |
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