
3Dスキャンのために開発された専用スプレー AESUB
3Dスキャンの際、対象ワークの材質や色によって、うまくスキャンできなかったり、3Dスキャナでデータ化することを諦めてしまったりしたことはありませんか?
3Dスキャナの仕組み上、特に透明・黒・光沢といった特徴を持つワークは苦手とされてきました。[図1]
このようなワークをスキャンしやすい状態にするのが、AESUB(エイサブ)です。[図2]
スキャンしづらいワークに吹き付けて、3Dスキャンを可能にする専用のスプレーです。[図3]
除去作業がいらない「消えるスプレー」

AESUBは、一般的な現像液スプレーとは違って、白色粉末を含まずにワーク表面をスキャン可能な状態にすることができます。
また、AESUBが作り出す白色の膜は、数時間の間に昇華する(消える)成分だけで構成されているため、スキャン後に粉末を除去する作業が必要ありません。
これにより、除去作業の手間を削減するだけでなく、水分
を嫌うようなワークもスキャンできるようになり、これまでスキャンできなかったワークへの対応が広がります。
昇華するから、どんなワークにも気軽に使える
3Dスキャナの性能向上により、レーザ強度やシャッタスピードの調整が幅広く対応可能な機種も増えてきましたが、いずれの機種でも苦手とするのが透明のワークです。
他の部品とアセンブリされていることが多い透明部品は、はめ込み箇所などに粉末が残りやすく、完全に除去することが難しいワークのひとつです。

素材強度の高いカーボン配合素材がワークとして持ち込まれることも多くなってきていませんか。3Dスキャナの能力によっては、まだまだスキャンが難しいこれらのワーク。特に、細かいリブやシボ加工面などは、スプレー粉末が残りやすく、除去しづらいものです。
また光沢・鏡面仕上げされた金属やメッキ処理されたワークなどは、スプレー除去作業の際にワークを傷つけないよう慎重に扱わなければならず、作業者の負担は増えるばかりでした。

革や布など、自然由来の部品が含まれるワークの場合も、スプレー塗布が嫌われます。現像液スプレーに含まれる粉末は数μmと非常に細かい粒子であるため、材質自体に存在する細かい凹凸にも入り込んでしまい、なかなか除去することができません。
また、水分を含むと変形したり劣化したりすることもあるため、洗い流して洗浄することもできないなど、3Dスキャンと相性があまりよくない材質です。
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