ワークサイズに応じてスキャンフィールドを変更

レールマウント稼働方式を採用したカメラは、スキャンするワークの大きさに応じて視野(FOV：スキャンフィールド)を柔軟に変更することができます。
対応するワークサイズは10ｍｍ～3000ｍｍと広範囲にわたるため、最大視野で全体を素早く取得し、最小視野で細部を詳細に取得するなど、用途や求める結果に応じて効率よく運用することができるフレキシブルなマルチ3Dスキャナです。

最小点間ピッチ0.03mmの精細なデータを取得可能

3Ｄスキャナの性能を左右する大切な光学ユニット。COPYT3D FXは投影された映像を、最大解像度9.5Mpxの高解像度カメラで読み取り、COMSイメージングセンサで形状・色情報を認識しデータを変換します。
FOV＝視野角は10段階の設定が可能で、最小80ｍｍ（点間ピッチ0.03mm）から最大600ｍｍ（点間ピッチ0.2mm）まで切り替えられます。

鮮明なパターン投影

形状と色情報を認識するパターンをワークに投影して読み取る構造化光方式を採用しており、長寿命LED光源を搭載した小型DLPプロジェクタは、700ルーメンの明るさとコントラスト比10000:1のスペックで、一般的な室内・オフィスの照明環境で、パターン光の損失することなく3Dデータを取得することが可能です。