ワークを置いてワンクリックで、全自動3Dスキャン
OpenTech3D IUS3Dはデスクトップサイズの小型·精密ワーク向け3Dスキャナです。
搭載している高解像度カメラと傾斜つきターンテーブルによって、ワークを置いてワンクリックで様々な方向からの精細スキャンが完結。3Dスキャンの習熟レベルに影響を受けず、誰が作業しても安定したデータを取得することができる3Dスキャナです。
ワンクリックで全自動スキャンを実現
装備されているターンテーブルは、360°回転に80°(±40°)傾斜の二軸ムーブメントシステムを採用しています。傾斜しながら回転することで、全周囲、様々な方向からのショットで完成度の高いデータを取得。テーブルの動作は全て、ソフトウェアによりカメラと連動しており、指定された全てのショットを撮り終えると自動でアライメント(マージ:統合)します。
最小0.01mmの点間ピッチで微細形状を再現可能
輝度500ルーメン/コントラスト比10,000:1のLED超小型DLPプロジェクタでメリハリのあるパターン光を投影し、8.5MPxの高解像度カメラで読み取ることで、IUS3Dは点間ピッチ0.01mmを実現。そのため、対象ワークを細部まで忠実にスキャンすることができます。複雑な形状でも、微細なディテールやシャープなエッジを取得できるため、精密ワークでも安定した品質のデータを取得することが可能です。
目的に合わせてモード切替
■高 解 像 度 モ ー ド:高解像度8.5MPxの性能をフルに発揮
■スタンダードモード:解像度4.25Mpx
約1.3倍の速度でデータ取得
■シングルモード:単眼で奥まった箇所まで取得
求める3Dデータの品質や目的に合わせてモード切替を行うことができるため、より効率的なスキャニング作業に対応可能です。
オペレータに依存しないセルフキャリブレーション
IUS3Dは「セルフキャリブレーション機能」を備えており、数クリックで校正プレートと、スキャン位置合わせ用の専用プレートを読み込み、カメラと回転・傾斜テーブルのキャリブレーションが完了します。オペレータの練度や技量に左右されない最適なセッティングで、いつでも信頼のデータを取得することができます。
※キャリブレーションは機器の移動時、設置環境の変化時、または通年半年に一回程度実施することでスキャン精度の信頼性を高めます。
シームレスにCADデータと偏差確認
スキャナコントロール/メッシュ編集ソフトウェア『VERTEX PRO』
3Dスキャナのセッティングからスキャンジョブの指定、メッシュの穴埋めやノイズ処理などの簡易的な編集、計測機能を備えた付属のソフトウェアです。
STLデータを取り込むことでスキャンデータとの偏差比較を行えるため、測定専用ソフト等で詳細な測定を行う前段階の、ワークの評価を素早く行うことができます。
IUS3D仕様表
IUS3D | |
プロジェクタ光源 | 白色ライト500ルーメン |
スキャン方式 | 構造化ライト |
カメラ解像度 | 8.5MPx |
スキャン視野[FOV](mm) | 150×110×90 |
スキャン精度(mm)※ | 0.005 |
メッシュ解像度(mm) | 0.01 |
カラーデータ取得 | 標準対応 |
本体寸法(mm) | 525×380×575 |
本体重量(kg) | 22 |
ターンテーブル(付属) | 360°回転80°(-40°~40°)傾斜 |
テーブルサイズ(mm) | 円テーブル直径:110 |
電源 | 100~240V(周波数:50~60Hz) |
ソフトウェア | Vertex Pro |
出力形式 | メッシュ:OBJ,STL,PLY,OFF/点群:ASC |
※ドイツ国立理工学研究所によるVDI/VDE2634 Part3に基づいた認証。
推奨システム要件 対応OS Windows 11 Pro プロセッサ (CPU) Intel Core i7 12700-2.1GHz グラフィック (GPU) NVIDIA GeForce RTX3050相当 メモリ (RAM) 32GB DDR4 3.200 MHz HD SSD 512GB もしくは HDD 2TB フォームが表示されるまでしばらくお待ち下さい。 恐れ入りますが、しばらくお待ちいただいてもフォームが表示されない場合は、こちらまでお問い合わせください。データ活用ソフトの紹介
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