データの違いを気にせず設計(CAD）

Fusionは、ソリッド、サーフェス、メッシュなど、さまざまなモデリング手法に対応しています。ユーザー自身に合った設計方法を選択できることはもちろん、取引先やチームメンバーから提供される様々なCADデータもそのまま取り込み、編集できます。パラメトリック設計により寸法や設計意図の変更も容易で、複雑なアセンブリ設計や干渉チェックも一貫して実行可能。設計の自由度と柔軟性を兼ね備えた環境で、効率的かつ高品質なモデリングを実現します。

充実した加工パス機能（CAM）

3軸まで対応するCNC加工用ツールパスを作成可能。設計データをそのまま加工データに変換できるため、モデリングと製造の間に生じるデータの変換ロスを最小化します。
Gコード生成にも対応し、試作から量産までのリードタイムを短縮。金型加工や切削加工など多様な製造手法に合わせた最適なツールパスを選択でき、現場での柔軟な対応を支援します。

製品の評価が簡単にできる解析機能（CAE）

設計したモデルに対し応力解析、熱解析など多彩なシミュレーションを実行可能。設計段階で負荷条件を設定して性能を検証できるため、試作回数を減らしつつ信頼性の高い製品開発を実現します。さらに材料データベースを活用して実際の使用条件に近いシナリオを再現できます。

機械設計と電子設計を統合した基板設計機能（PCB）

回路図設計からPCBレイアウト設計までを一貫して行える統合環境を搭載しています。筐体設計（マシン設計）と電子基板設計をシームレスに連携できるため、基板と筐体の干渉チェックやスペース検証も容易です。
機械と電子を一体で設計できることで、IoT機器やロボット、家電など複合製品の開発を効率化し、完成度の高い製品づくりを支援します。