高いコストパフォーマンスを発揮する
オールインワンレーザマーカ

LF20/30/50

生産性と安全性をパッケージ化したレーザマーカ

すぐに運用できるオールインワンシステム

レーザマーキングに必要な機器を全てパッケージしたレーザマーカシステムです。
付属の専用パソコンにはマーキングソフトウェアがインストールされており、すぐに運用を始めることができます。
また、クラス4のレーザが照射されるためインターロックはもちろん、正面に遮光板が付いた窓を設けたフルカバーの筐体を装備することで、安全性も確保してマーキングを行うことが可能です。

選択可能なレーザー出力

用途に応じてレーザ出力が異なる3機種をラインアップしています。微細な文字や詳細なディティール表現に最適な20W機、トータルバランスがとれた30W機、クラス最大レベルの高出力で深掘マーキングに対応する50W機の3種類から選んでいただくことができます。

様々な材質に対応する「消えないマーキング」

Qスイッチパルスファイバーレーザを搭載することで、CO2レーザでは難しかった金・銀・銅・アルミ・ステンレスなどの高反射性の金属をはじめ、ABSやPC・POM・フェノールなどの樹脂、電子基板や木材などにも対応します。
そのため、幅広い素材に対して「消えないマーキング」を行うことができます。

小さな文字も素早く鮮明に

ビーム発散角は0.3mradと優れたビームソースを採用しています。ガルバノシステムは繰り返し再現性は0.001mm、最大マーキング速度は10,000mm/sのものを搭載しており、最小0.1mm(文字高さ)のテキストやORコード、イラストなどを高速かつ鮮明にマーキングすることができます。
※ビーム発散角:ビームの拡がりの程度を表すパラメーターです。1mrad=1m先でビームスポットが1mm広がります。

誰でも簡単!即座にマーキング

LFシリーズの操作は4ステップと簡単な操作でマーキングを行うことができます。
①付属ソフト「EZCAD」を開き、マーキング内容(文字や画像の挿入)・条件などを設定します。
②本体の焦点距離を合わせます。(電動昇降のレッドポイントまたはオートフォーカスで設定可能)
③ガイドレーザに合わせてワークをセットします。
④カバーを閉じ、「照射ボタン」をクリック!→印字が開始されます。


生産性向上と製品価値を高める豊富なオプション

回転軸ユニット

円筒形状のワークをチャッキングし、回転を制御することで曲面へのマーキングを可能にします。

リング回転軸

指輪など内径へのマーキングを行う際に使用する小型のバネ固定式チャック回転軸です。

二軸ロータリー軸

チャッキングできない様なワークを二軸ロータリー上に設置します。ワークを転がすように回転させることで、円筒曲面へのマーキングを可能にします。

水平回転テーブル

複数のワークをテーブル上に設置し、マーキングを行っていくことができるため、生産個数が多い場合に有効的です。

2Dワークベンチ

レーザーマーカのマーキングエリアを超えて広範囲にマーキングしたい場合に使用することができます。

3Dワークベンチ

2Dワークベンチに高さ調整機構がついた作業ベンチです。

オプションレンズ

マーキングエリアを拡張するためのレンズです。レンズの種類は3種類ご用意しております。


あらゆるマーキングに対応するソフトウェア「EZCAD」付属

テキストやグラフィック、二次元コードなどを照射

オブジェクトの読み込みからテキスト作成・編集などマーキング業務に必要な機能を多岐にわたって網羅しています。さらに出力や周波数、走査速度などのレーザコントロールやロータリー軸の制御など、レーザマーキングに必要な機能が統合されており、効率よくマーキングを行うことができます。

True Typeフォントにも対応

「EZCAD2」オリジナルの絵文字フォントに加えて、パソコンにインストールされているTrue Typeフォントを利用することができます。そのため、目的に応じた文字を使用することができ、汎用性の高いマーキングを行うことが可能です。
また、ゴシック体など塗りつぶしが必要な文字に対して自在なハッチング指定を行うことが出来るので、可視性を高めます。

シリアル番号や日付などの変数制御

トレーサビリティで重要である製造番号やシリアルナンバー・日付・時刻などを変数を利用して簡単に操作することができます。
また、ソフトウェア内の変数制御だけでなく、ExcelからのCSVファイルやSQLデータベースを読み込むことが可能なため、生産管理システムと連携した管理を行うことができます。

バーコード・QRコードも簡単生成

商品管理において必須である一元バーコードやQRコードに対応しています。
バーコードでは、JANコード(EAN-13,EAN-8)やCodabarなどの代表的なフォーマットを印字することができます。また、英数字やひらがな、漢字の入力を組み入れることが出来るQRコードやPDF417など二次元コードの生成マーキングを可能としています。
さらに、コードマーキング時の認識率を高めるための白地、黒文字コントロールも行うことができるため、質の高いトレーサビリティを実現することができます。

読み込むだけで画像やイラストを生成

JPEGやGIF、PNGなどの一般的な画像フォーマットを読み込み、グレースケールやディザリングすることでマーキング・データ化することができます。
また、aiファイルやDXF、ガーバーデータなどのベクターファイルやG-codeなどの読み込みにも対応しているので、イラストやロゴのマーキングも簡単に印字することができます。

回転軸の制御も一括制御

LF20/30/50にオプション装着できるロータリーチェックやロータリーテーブルの制御も「EZCAD2」で行うことができます。
回転軸オプションをメニューから選択し、回転稼働角や加工するモデルの直径を入力するなど指定するだけと簡単にできるため、プログラムを組むといった時間や手間のかかる作業は不要です。

安心の事前チェック

レーザポインタが動的に照射されることで実際にワークにマーキングを行う前に加工位置や領域の確認、マーキングプレビューの確認を行うことができます。
そのため、位置ズレやマーキングミスを防ぐことができるので、歩留まり率を向上させます。

LF20/30/50 機械仕様

LF20 LF30 Lf50
レーザ最大出力 20W 30W 50W
レーザタイプ Qスイッチパルスファイバーレーザ(クラス4)
レーザ波長 1064nm
パルス周波数 20kHz~100kHz
ビーム発散角 0.3mard
ビーム品質 M2 : 1.2 ~ 1.8
マーキング範囲 110mm×110mm(f160mm標準レンズ)
焦点距離 180mm(±1mm)
最小文字 ≧0.1mm
最小線幅 ≧0.01mm ≧0.5mm ≧0.1mm
最大深さ 0.01~0.5mm ≦2mm
マーキング速度 ≦7,000mm/s ≦10,000mm/s
レーザスポット径 0.012mm 0.015mm
繰り返し再現性 ±0.001mm
ガイドレーザ 半導体レーザ(クラス3)、波長650mnm、出力1.5mW×2
冷却方式 空冷方式
本体寸法(フルカバー) 750×1,080×2,070mm
本体重量(フルカバー) 約250kg
本体寸法(デスクタイプ) 600×800×1,400mm
本体重量(デスクタイプ) 約80kg
使用電源 AC200V50/60Hz
消費電力 500W 700W 1,000W
オプション オートフォーカス、ダブルレッドポイント、二軸回転軸
ロータリーチャック、回転軸、2Dワークベンチ、3Dワークベンチ
範囲変更用レンズ(150×150,175×175,200×200)

対応内容

対応フォント

Ture-Type フォント、Single-Line フォント、DotMatrix フォント、SHX フォント

一次元コード

Code、EAN(JAN)、ITF、UPC、CodaBar(NW-7)他

二次元コード

QRコード、PDF417、DATAMATRIX

ベクターファイル

PLT、DXF、AI、DST、SVG、GBR、NC、JPC、BOT

画像ファイル

BMP、JPG、JPEG、GIF、TGA、PNG、TIF、TIFF

可変テキスト

日付、時刻、シリアル番号、XSL、TXT、SQLDB


お問い合わせ

フォームが表示されるまでしばらくお待ち下さい。

恐れ入りますが、しばらくお待ちいただいてもフォームが表示されない場合は、こちらまでお問い合わせください。