この度、Formlabs Preform 3.52.1がリリースされました。
最新の機能強化と改善点の概要は下記をご覧ください。
アップデート機能詳細
【新機能】
〇新しいサポートツール
プリセット、カスタマイズ可能なタッチポイントジェネレーター、そして包括的なサポート構造の
カスタマイズ機能により、サポート生成を精密に制御できます。新しい柔軟な表示コントロールを
使用してモデルとサポートを検査できます。
〇全軸断面表示
内部形状、複雑なサポート構造、そして充填された造形ボリュームを自信を持って検査できます。
スライサーツールを使用すると、モデル内部をあらゆる直交方向から観察でき、毎回完璧なプリントを
実現できます。サポートの移動、回転、編集中にスライスビューがアクティブなため、作業中に
内部サポートの配置を確認するのに最適です。
〇ビルド充填
SLAプリンターとSLSプリンターの両方において、スループットを最大化し、セットアップ時間を
最小化します。選択したパーツを、ビルドプラットフォームまたはビルドチャンバー全体に収まるだけ
自動的に配置することで、面倒な手動レイアウト作業をワンクリックで完了できます。
パーツ間隔、回転、さらにはラフトオーバーラップ(SLA)の高度なコントロールを使用してレイアウト
を微調整し、最大の充填密度を実現します。
〇CADアセンブリインポート
アセンブリファイルをインポートし、個々のパーツに分割します。
【改善】
〇CADインポート設定
CADインポートのテッセレーションオプションを設定できます。
〇プリント時間推定機能のコントロール
リアルタイムプリント時間推定機能のオン/オフを切り替えることで、要求の厳しいプリントジョブの
パフォーマンスを向上できます。必要に応じて、ファイル > 環境設定からリアルタイムプリント
時間推定機能の更新を無効にすることで、インターフェースの遅延を防ぎながら推定精度を維持できます。
【プリント設定の更新】
〇歯科用ダイのフィッティングが改善されたForm 4およびForm 4L世代プリンター向けに、
50ミクロンのPrecision Model Resin V1の新しいデフォルトプリント設定(V1.2)を追加しました。
【バグ修正】
〇印刷適性チェックのカップ検出中に発生する可能性のある断続的なクラッシュを修正しました。
〇パーツコスト計算ツールを起動する際に発生する断続的なクラッシュを修正しました。
〇サポートプリセット適用時に発生する断続的なクラッシュを修正しました。
〇歯科用ワークスペースにインポートされたパーツの向きが正しくない可能性がある問題を修正しました。
【発見されている問題】
〇新しいサポートツールのキーボードショートカットはショートカットダイアログに表示されませんが、
ボタンにマウスオーバーするとショートカットが表示されます。
〇サポート生成のキーボードショートカットは、更新された設定を正しく適用しません。
ボタンから送信された最後の設定が再利用され、それ以降の変更は無視されます。
〇「手動配置」タブで最後に使用されたタッチチップのサイズは、サポート生成時にリセットされます。
【互換性】
・Fuse 1:ファームウェアバージョン 1.15.3 以降と互換性があります
・Fuse 1+:ファームウェアバージョン 1.15.3 以降と互換性があります
・Form 4B:ファームウェアバージョン 1.7.2 以降と互換性があります
・Form 4:ファームウェアバージョン 1.7.2 以降と互換性があります
・Form 4L:ファームウェアバージョン 1.9.0 以降と互換性があります
・Form 4BL:ファームウェアバージョン 1.9.0 以降と互換性があります
・Form 3BL:ファームウェアバージョン 1.10.8 以降と互換性があります
・Form 3L:ファームウェアバージョン 1.10.8 以降と互換性があります
・Form 3B/3B+:ファームウェアバージョン 1.19.7 以降と互換性があります
・Form 3/3+:ファームウェアバージョン 1.19.7 以降と互換性があります
・Form 2:ファームウェアバージョン 1.19.25 以降と互換性があります