速く!効率よく!正確に! AESUB – 新しい革新的な3Dスキャニングのためのスプレー。 きれいに昇華、後処理要らず スキャンができても後処理の際に水分を苦手とする素材では除去することに苦労したり、除去が厳しいアセンブリされているはめ込み箇所などの後処理が厳しい箇所もAESUBは解決します。 AESUBの使命 3Dスキャニングサービスプロバイダーとしてドイツ北西部に位置するレックリングハウゼンで創業した AESUB Scanningspray Vertriebs GmbH は、スキャニングの際に非破壊検査技術の顔料スプレーを使用していました。しかし、スプレーのピグメントは除去に多くの手間がかかるうえ、スキャナや衣服にこびり付くだけでなく、スキャン対象物に損傷を与えることがありました。拭き取り処理不要で作業効率アップ
反射面や黒モノ・透明なオブジェクトを3Dスキャナでデジタル化する際、サっとスプレーしてください。
ツヤ消しの白い超微粒子層が形成され、より速くより効率的で正確な3Dスキャニングプロセスを可能にします。
白い層は粉末ではありません。そして、拭き取り作業は…不要です。
塗布が簡単で超高品質。最先端の3Dスキャニング用スプレー、それが「AESUB」シリーズです!
ツヤ消しの白く薄い超微粒子層は数時間で自然に昇華し透明に戻るので、除去しづらい箇所があっても後処理は不要。放置しておくだけの手間要らずなのです。
これらの問題を解決するため、様々な分野のスペシャリストが集まり誕生したのが「昇華型3Dスキャニング用スプレー AESUB」です。
「私たちの使命は、スキャンおよびデジタル化業界向けに常に最高の製品を開発すること」というミッションの下、常にニーズとトレンドに基づき最高の形で製品を届けられるよう現在も日々開発を進めています。
これまでの概念を覆すスプレー
従来の3Dスキャン用スプレーで必要だった粉末を拭き取ったり洗い流したりする処理は不要です。また、スキャナが苦手であった材質や色も克服することがでるので、手間なくスキャンを行えます。
自然に消える、3Dスキャン用スプレーの概念を覆す
3Dスキャンのために開発された専用スプレー
3Dスキャンの際、対象ワークの材質や色によって、うまくスキャンできなかったり、3Dスキャナでデータ化することを諦めてしまったりしたことはありませんか?
3Dスキャナの仕組み上、特に透明・黒・光沢といった特徴を持つワークは苦手とされてきました。[図1]
このようなワークをスキャンしやすい状態にするのが、AESUB(エイサブ)です。[図2]
スキャンしづらいワークに吹き付けて、3Dスキャンを可能にする専用のスプレーです。[図3]
除去作業がいらない「消えるスプレー」
「AESUB」は、一般的な現像液スプレーとは違って、白色粉末を含まずにワーク表面をスキャン可能な状態にすることができます。
また、AESUBが作り出す塗膜は、数時間の間に昇華する(消える)成分だけで構成されているため、スキャン後に粉末を除去する作業が必要ありません。
これにより、除去作業の手間を削減するだけでなく、水分を嫌うようなワークもスキャンできるようになり、これまでスキャンできなかったワークへの対応が広がります。
※AESUB whiteは除く
スムーズに作業を進められる、使いやすさ
AESUBは吹き付けが簡単で、目視で確認しながら広い面をムラなく塗布することが可能です。定着性の良い塗膜で覆われたワークは、スキャン作業中などに誤って触れてしまっても取れにくく、吹き付けをやり直す必要がありません。一方で、時間の経過により跡残りなく消えるため、スムーズにスキャン作業を進めることが可能です。
自然に消えてなくなるから、どんなワークにも気軽に使える
透明ワーク
3Dスキャナの性能向上により、レーザ強度やシャッタスピードの調整が幅広く対応可能な機種も増えてきましたが、いずれの機種でも苦手とするのが透明のワークです。
他の部品とアセンブリされていることが多い透明部品は、はめ込み箇所などに粉末が残りやすく、完全に除去することが難しいワークのひとつです。
黒色・光沢
素材強度の高いカーボン配合素材がワークとして持ち込まれることも多くなってきていませんか。3Dスキャナの能力によっては、まだまだスキャンが難しいこれらのワーク。特に、細かいリブやシボ加工面などは、スプレー粉末が残りやすく、除去しづらいものです。
また光沢・鏡面仕上げされた金属やメッキ処理されたワークなどは、スプレー除去作業の際にワークを傷つけないよう慎重に扱わなければならず、作業者の負担は増えるばかりでした。
革製品・布製品・ゴム系素材など
革や布など、自然由来の部品が含まれるワークの場合も、スプレー塗布が嫌われます。現像液スプレーに含まれる粉末は数μmと非常に細かい粒子であるため、材質自体に存在する細かい凹凸にも入り込んでしまい、なかなか除去することができません。
また、水分を含むと変形したり劣化したりすることもあるため、洗い流して洗浄することもできないなど、3Dスキャンと相性があまりよくない材質です。
ワークサイズや現場環境に合わせて選べる充実ラインアップ
AESUBは、blueのほかに長時間かけて昇華するorange、大型ワークに最適なgreen、昇華しないwhite、精密ワーク向けyellow、透明タイプtransparent、と全6種のラインアップがあります。それぞれ特徴が異なり、スキャンワークや現場環境に合わせてお選び頂けます。
標準タイプ「AESUB blue」
「AESUB blue」は約4時間で昇華する3Dスキャンスプレーです。
小型ワークのスキャン時や、自動ターンテーブルに対応した3Dスキャナを使用する際など、塗布後の作業時間が比較的短い場面に適しています。
また、短時間で昇華するため、スキャン完了後にスピーディーにワークを使用したい場合にもおすすめです。
長時間昇華タイプ「AESUB orange」
長時間かけて昇華する「AESUB orange」は、より長時間スプレーされた状態が求められるワークにご利用頂けます。
AESUB blueがおよそ4時間以内で昇華することに比べ、AESUB orangeは昇華するまでに12~24時間必要です。あらかじめ追加スキャンが必要なことがわかっている場合や中~大型ワークのスキャンで、複数回に分けてスキャンする場合等、塗膜時間が長時間必要な場面にご利用頂けます。
特大クラスの大型ワークに適したスプレーガンタイプ「AESUB green」
他のタイプはすべてスプレー缶ですが、スプレーガンによる塗装環境がある現場には「AESUB green」がおすすめです。
1000mLの大容量タイプなので、塗布面積が多く、スプレー缶では対応しきれないような、車・船などの特大クラスワークのスキャン時におすすめです。
精密ワーク向け薄膜タイプ「AESUB yellow」
「AESUB yellow」は精密ワーク向けの詰替えタイプの商品です。エアブラシなどを利用して薄く均一なコーティングをすることが可能です。精密で微細な部品の3Dスキャンの際にも、薄い塗膜がスキャン結果への影響を最小限に留めます。
SDSダウンロード透明タイプ 「AESUB transparent」
「AESUB transparent」は、透明タイプの缶スプレーです。
光沢のある表面を透明でマット質の層で覆い、カラーを判別できる状態でスキャンが可能になります。その結果、スプレーを必要とするワークの表面の輪郭だけでなく、色情報も同時にスキャンすることができます。
非昇華タイプ「AESUB white」
「AESUB white」は非昇華タイプの缶スプレーです。
塗布した顔料は、ワーク表面に残るため、詳細なデータ取得時に低速スキャンするモデルの3Dスキャンや、作業完了までに多くの時間がかかるワークなどをスキャンする際の使用に適しています。塗布と同時に白色化するためムラになりにくく、薄く均一な層で覆うことが可能です。
AESUB blue
容量:400ml 昇華時間:約4時間 SDSダウンロード
AESUB orange
容量:400ml 昇華時間:約12~24時間 SDSダウンロード
AESUB green
容量:1000ml 昇華時間:約6時間 SDSダウンロード
AESUB yellow
容量:200ml 昇華時間:約6時間 SDSダウンロード
AESUB transparent
容量:400ml 昇華時間:約4時間 SDSダウンロード
AESUB white
容量:400ml 非昇華タイプ SDSダウンロード
※最適保管温度:18℃〜21℃ 低湿・暗所